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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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2018 秋季磯釣り講座 改め 坂ノ市一文字チヌ編

2018年 10月 7日 9時頃

10月7日、中潮。今年もT・CLUBが主催する秋期磯釣り講座が開催された。本来であれば、米水津の横島1番と3番での実釣講習であったが、生憎台風25号の影響で磯釣りが無理と判断。受講者は9名、講師2名、スタッフ3名の合計14名で大分市の坂ノ市一文字での開催となった。

講師はこの日のために北九州から来県してくれた、昨年のG杯グレチャンプの江藤憲幸氏と、今年のWFGにて3度目の覇を勝ち取ったクラブ員の木村真也氏。この日は台風の影響で坂ノ市一文字の状況も心配されたが、天気は徐々に回復し晴天へ。風も思った程強くはなかった。ただし海のコンディションには芳しくなく、大分川・大野川の増水後ということもありゴミが漂流。上層は濁り、一文字特有の二枚潮が厳しい様子であった。

そんな中、朝6時30分から8時まで江藤氏の講座が行われ、マキエ作りから実際にチヌを釣るまでの一連の流れを説明。内向きでの釣り座とし、潮はほとんど動いていない厳しい状態から、下げ潮の動き始めに見事良型チヌを1枚仕留めた。

8時からは木村氏に交代。こちらもマキエ作りからの一連の流れを説明したが、内向きは徐々にゼンゴの群れが回遊し始める厳しい状況となる。更に表層は下げ潮の強い流れと底潮がほぼ動かないという典型的な二枚潮により、9時30分までの講義中に本命のチヌは釣れなかった。

9時30分からは、15時まで受講者各自で思い思いに竿出し。厳しい状況は変わらなかったものの、受講者9名の内5名がチヌを釣ることに成功。1人で2枚を釣った猛者も2名出た。さらにこの自由時間で江藤氏も1枚、木村氏は2枚のチヌを釣り、受講者の釣りを見回りつつ、アドバイスも行っていた。

江藤氏のチヌ釣りは、「マキエとの同調を第一に考える」こと。そして木村氏は「ツケエの安定を重視する」ということを基本とし、今回注目すべき点は、講師二人ともにラインはPEを使っていたことである。近年流行りつつあるPEラインを使ったチヌ釣りだが、さすがに名士の二人はすでに実践していたことに驚かされる。少し前のPEラインの比重は0・98ほどであったが、現在のフカセPEは1・4。水切りさえすれば、水中で浮遊し、穂先の絡みも少なくなった。

PEラインを使うメリットは、やはり遠投性能が高いということ。この日の坂ノ市一文字も外向きの竿出しだと、手前にゴミが漂流していたため、遠投が不可欠であった。また、クッションナイロンを使うことでハリス切れを激減することが可能になり、よりPEラインが使い易くなってきている。

デメリットとして注意しておきたいのは、ナイロンの道糸に比べて掛かった時に魚が暴れやすいということ。それらも踏まえて、これからのチヌ釣りを飛躍的に進化させる釣り具して注目されているだけに、今後機会があれば是非チヌ釣りでのPEラインを挑戦してみてほしい。講習後、江藤氏は「こんな二枚潮の釣り場は初めての経験だったので、自分も勉強になりました」とコメント。更に今回、開催前・開催中に色々と懸念された事もあったが、T・CLUB代表の池永氏の「大変有意義な一日となりました」との一言が、講習をして良かったと物語る結果となった。これから秋の坂ノ市一文字は、チヌの状況も上向いて来るので、ぜひPEを使ったチヌ釣りを実践してみてほしい。

主催/T・CLUB
使用船=大勝丸 TEL 090・3075・7328

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