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釣り場 : 大分県

Writer : 編集部

Residence : 大分市

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「真正面に受ける風」が鍵となるアジング

2018年 5月 5日 11時頃

皆さん、こんにちは。5月に入りましたね。今回は何を書こうか迷ってましたが、アジングをご紹介したいと思います。今回の記事の取材をした日は、あいにくの爆風でした。風の向きや強さを知ることができるアプリを見て、ポイントを選択します。本来であれば、風が爆風なので風裏になるポイントを選ぶ人が多いと思います。いつもであれば私も風裏を探してポイント選びをするのですが、この日は違いました。「物は試し」ということで、あえて風を正面から受けるようなポイントを探して釣行してみました。今回のポイントは「真正面に受ける風」ということです。

というのも、横風だと軽量なルアー(ジグヘッドやプラグなど)は、風の影響を受けやすいのですが、真正面からだと比較的、風の影響を受け難いのです。もちろん飛距離は凪の時に比べたら落ちてしまいますが、横風の場合はラインが弛んだり、ルアーを一定のレンジで止めておきたいのに止められなかったりと、風の影響をモロに受けてしまいます。その点、真正面からの風ではそれらの影響はありません。他にも利点がありまして、真正面からの風の影響でベイトは岸の方へと流されます。そして、岸沿いで溜まることが多くなるのです。だとすれば、凪の時に比べて落ちてしまう飛距離も、軽量ルアーで届く範囲内にベイトが流されることで、範囲内の釣りができるのではと考えました。

そんな考察をしながら、ポイントを探します。すると、とある常夜灯のよく効いた、いかにもな雰囲気の漁港を見つけたので、そこで実釣してみることにしました。釣りの準備をして、常夜灯下を狙うべく堤防を登ると、真正面から爆風が吹きさらします。まずはジグヘッド単体で狙います。こんな時は鉛素材のジグヘッドも良いのですが、タングステンのジグヘッドを私は選びました。タングステンを選んだ理由ですが、風が強いので少しでも風の影響を防げるからです。

それに、鉛に比べてタングステンは比重があるため、同じ重さのジグヘッドでもタングステン素材の方が沈降速度が速くなり、飛距離も伸びます。また、重い分アタリ・感度も良くなるからです。ということで、ダイワ「月下美人/TG/WSジグヘッドSS/2g」を選択しました。ワームは、同じくダイワの「月下美人ビビビーム」です。

これらをセットして、キャストします。キャストする時はなるべく風の影響を受けないように低弾道でキャストすると良いでしょう。着水させて上から徐々にレンジを下げていきます。最初は、着水から5カウントで誘いを入れます。誘いは竿先を1〜2㎝幅でアクションし、その後はラインを巻いてカーブフォールをしてアタリを待ちます。アクション後の巻き取りですが、アクションを入れた時に弛んだ分を巻き取ることと、風で緩んだ分を巻き取るようにしています。

上から誘ってカウント15回、アクションをしてカーブフォールに入ってからすぐに「コンッ」っと金属に物をぶつけたようなアタリが竿先に出ました。しかし、ショートバイトでフッキングまでは至りませんでした。ここで1 度巻き上げて、再度キャストします。同じ誘いを入れると、「コンッ」っとアタリが出ました。即フッキングし、今度は上手く掛けられました。少し固めにしてたドラグが「ジィ〜」っと出ていきます。しかし魚に主導権は与えず、一気に巻き上げました。そして、抜き上げようとしたのですが、どうやら長さも体高もある良型のようで、1度では抜き上げ切れません。数回の抜き上げで無事に釣ることに成功しました。サイズをメジャーで測ってみると、25㎝の良型アジでした。メソッドがハマっての1匹は非常に嬉しいですね。

釣ったアジを見てみると、セグロ(回遊型の個体)でした。セグロの個体は、その名の通り、背中に黒い筋が入っています。セグロは回遊型のため、時合いになると一気に釣れて、一気に居なくなってしまいます。なので、自分の目の前にいるうちに出来るだけ手返し良く釣った方が釣果が伸びます。

ということで、再度キャストして狙っていきます。先程と同じ誘い方で、竿先を1 〜2 ㎝ 幅でアクションを入れ、アクションを入れた分のラインのたるみを巻き、その後カーブフォールします。このパターンがハマって連続で7匹釣れました。釣っているうちに、真正面からの風が、徐々に横風になって釣り難い状況になってしまったので、ここで帰宅することにしました。

今回、「真正面からの風」というポイントで、ベイトが岸際に流されているのではないかという予想は、当たったのではないかと思います。とにかくアジングは、何でも実験・実践してみることですね。数は伸びませんでしたが、とてもいい経験になりました。

最近、日中は暖かくなりましたが、まだ朝晩は寒いので、気温の変化で風邪をひかないように皆さんも気をつけて釣りに行ってくださいね。

戸河 光太・記

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