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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

あ〜釣れない!

隣の釣り人は先程から竿を曲げ続けている。でも、私の仕掛けにはアタリもない。考えられることは全て試したつもり…。でも魚は応えてくれない。グラグラと煮えたぎる頭の中、衝動的に竿を折ってしまいそうな時、私は過去の釣り師たちの言葉を思い浮かべて自分を慰める。

まずはこれ。「釣れない時は魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」(アーネスト・ヘミングウェイ)。ここまで紳士な気持ちになれない。そしてお次はこれ。「釣りは盗むもんだ、聞くもんじゃない。」(井伏鱒二)。でも散々試したので、最後は聞くしかないでしょう? と思いながら、最後はこれ。「名人は釣れるほど沈黙し、下手ほど騒ぐ。」(醍醐麻沙夫)。あ〜やっぱり、私は下手なのだ〜! と悶絶する。

他にはこんなものもある。「絶対に捕ってやるという、しつこさが大事」(海人三郎)。分かっているよ! と思いながらもここまでくるともう廃人の一歩手前。そして、「生まれながらの芸術家はいない。生まれながらの釣り師もいない」(アイザック・ウォルトン)の言葉で、釣れなかった自分を慰める。

そう考えると、釣りとは自問自答の世界。答えにはなかなか辿りつけない。だからこそ、今日も竿を振って、その答えを探す。あてどなく探す…。「釣り人は届かぬ想いの数だけ川に出かける」(阪上陽里)、なのである。釣れない苛立ち、届かぬ思いは、万国共通のである。

  • 2016年06月03日(金)09時01分

アユの解禁

いよいよ日田市でアユの友釣りが解禁となり、初夏のムードが漂い始めた。6月には大分県下の河川で一斉にアユが解禁となり、川に長竿が立ち並ぶ風景を目にするようになる。

ところで旅館や料亭では、なかなかアユ料理が並ばないのは、アユの独特の習性によるものが多い。稚魚期はそれこそ川虫などを食べるアユだが、成魚になるに連れて岩に付く苔を食べるようになる。また、縄張り意識が高いため、網で一網打尽にすることも難しい。このような理由から、旅館や料亭でアユ料理を常時提供することが難しいのだ。その難しいアユ料理を提供している旅館、料亭では、地元の漁協はもちろん、アユ釣り名人と提携してアユを仕入れている。アユ釣りで生計を立てている方は、概ねこのような独自の販路を持っているのだろう。

こういったアユ釣り名人たちは、釣り上げるアユの姿にもこだわる。お客様に提供するアユだけに、ハリの掛かる場所が悪いと、商品として成り立たない。だが、アユの泳がせ方から仕掛けまで企業秘密…。それこそ一子相伝のような世界が現在でもあるのがアユ釣りの世界。日本独特な釣法である友釣りは、アユでアユを釣る方法。そこにはアユ独特の世界があり、他の釣りでは味わえない魅力があるのだ。

川岸に立つとほのかに香るアユの香気。キラキラ光る川面にアユの魚影を見ると、ワクワクする季節が来た!

  • 2016年05月27日(金)10時10分

釣り方&仕掛け

数年前にもこの欄を利用させて頂き書かせてもらったことがある問題。釣り方や仕掛けを1日中変えない釣り人の話だ。ここ1週間ほどで立て続けに同じような話を聞いたので、思わずペンを取った次第…。

雑誌やテレビで紹介されている釣り方や仕掛けは、あくまでその日その時の仕掛けであり、1日中同じ仕掛けで数釣りを楽しむ名人はいない。これはエサ釣りでもルアー釣りでも変わりないのであるが、釣れなくてもなぜか1日同じ仕掛けを使う釣り人がいるそうだ。

これはもはや我々マスコミの罪なのかも知れない。「これで釣れます!」「この仕掛けが時代の最先端だ!」など聞けば、やはりその釣りがベストなのだろうと思える。ところが自然相手の釣りの場合は、刻々とベストが変わってしまう。これを頭に入れて置かないと痛い目に遭う。挙句の果てに「つり○○に書いてある(○○名人が言う)ことはウソだ」となってしまう。確かに紛らわしい伝え方をしているのかも知れないと反省しきり。

この場をお借りして断言。1日中同じ仕掛けやタックルで釣っている名人やプロはいませんよ。状況が刻々と変わる中で、リーダーの長さを替えたり、リーリング速度を変えたり、ガン玉を付けたり、外したり…、それは忙しく仕掛けを変化させています。逆にいえばどんな釣り方でも最強の釣り方はありません。いろいろな釣り方を試すことが、どんな時でも釣れる釣り人への近道。ご了承あれ…。

  • 2016年05月20日(金)09時19分

たまには昔のように

今年のゴールデンウィークは、晴天に恵まれた日も多く、釣りにでかけた方も多かった模様。体に潮風を受け、波の音を聞くだけで日頃のストレスも解消されたはず。釣果があれば、帰ってからも楽しい時間が過ごせる。それが釣りのいい所である。

ところで、ゴールデンウィーク中はこんな話も多かった。「○○さんは釣れたのに、私は釣れなかった」や、「場所ムラがあって釣れなかった」といった報告だ。どこかで釣れた情報があるのであれば、やはり魚がいたことは間違いないはず。この時に考えて欲しいのがタナボケの可能性だ。特に磯釣りなどで全遊動釣法をしている時に、これに遭遇することが多い。上からゆっくりツケエを沈下させて対象魚に自然に食わせる全遊動。しかし、ときには不自然なエサの方に興味を示すこともある。そんな時は、ハリスを1ヒロにしたり、半遊動仕掛けに替えたりと、いろいろな方法を試して欲しい。一つの仕掛けで全てをカバーすることは難しい。やはりその時の状況に合わせた仕掛けを組む方が理に適っている。

釣りに出かけることはストレス解消に繋がる。しかし、釣れなければ返ってストレスにもなる。釣れない原因は自分にあると肝に命じ、まずはいろいろを試すことをお勧めする。今風の仕掛けで釣れないなら、昔のような仕掛けにすることも必要。昔の魚と今の魚の根本は変わっていない。昔釣れた仕掛けであれば今でも通用する場合がある。

  • 2016年05月13日(金)08時58分

GW は出かけよう!

いよいよゴールデンウィーク(GW)に突入! いろいろな予定をたてている方も多いはず。今年は熊本地震の影響もあり、イベントが自粛されたケースもあるが、個人的にはせっかく予定していた計画を自粛するのではなく、逆に大いに楽しんで欲しいと考える。それは、出来る範囲でお手伝いする方が無理がないと考えるからだ。

皆さんもご存知のように、大分県も湯布院や別府市で被害が相次いだ。余震も未だに続いている状況だ。これによって旅館やホテルはキャンセルが相次ぎ、折角のGW が台無しとなっている。普段の生活を取り戻すことはまだまだ先の話。だからこそ、できるだけイベントや行楽地に出かけてGW を楽しんでいただきたい。近年はSNS などで活発に情報交換ができる時代。それによって風評被害や適切なボランティア活動が妨げられるのでは本末転倒である。出来る範囲のお手伝い、それは個人によって形が変わって当然だし、価値観が違えば違うだけの支援がある。

昨年より引き続いたエルニーニョ現象の影響か、今年は例年よりも釣り物が多い。アジ、イワシ、サヨリ、メバル、青物などなど。家族で釣りを楽しむには持って来い。ぜひ釣りに出かけようと考えていたのであれば、自粛などせず大いに楽しんでいただきたい。そのお金は、まわり回って被災地の支援へ繋がるはず。何もしなければ支援になることもない。ただし、余震への備えだけは怠らないようにしていただきたい。「備えあって憂いなし」なのである。

  • 2016年04月30日(土)09時07分

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