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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

エギングの進化

本誌でエギングを掲載し始めたのは、かれこれ25年以上前。それまで極一部の釣り人や漁師の間だけで行われていた釣法だったが、一気に釣り人の間に広まった。当時の記事では、〜エギ釣りでモイカ〜と紹介していたが、いつの間にかエギングとの表記に変わった。

その当時と昔のエギングはそれほど変わってはいないが、やはり道具の進化とともに微妙に変化している部分もある。まずシャクリからフォールへのアクションが大きく進化した。昔のロッドは重たく、一日に何度もシャクるエギングで、腱鞘炎になった方もいたが、今ではそのような声も少なくなった。また、大きくシャクリるのではなく、小さくシャクリ、ダートさせたり、数回に分けてシャクったりと、シャクリの風景も様々。

そして、一番変わったのはやはり日中でも釣るようになったこと。エギング創世記には夜釣りが基本であり、どんなに頑張っても夜明けまでが主流。それが今ではデイ&ナイトで楽しむようになった。また、PE ラインの普及により、驚くほどラインが細くなった。大分型と呼ばれていたエギがあった。このエギは主に水深が浅く、潮がトロトロ流れる釣り場で使われることが多かったが、この大分型エギが様々に進化していったことものも特筆したい。次々に様変わりする釣り。それが凝縮されているのが、このエギングだ。なぜって? それはモイカの寿命が短いから…。それに合わせて進化速度も早いと解釈している。

  • 2016年11月11日(金)09時16分

スプリットリングオープナー/オーナーばり

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  • 2016年11月11日(金)09時13分

大漁旗の力

昔の漁師は、魚が沢山穫れると大漁旗を掲げて帰港した。これを目印に、港では船の受け入れの準備をし、にわかに活気づくのだ。大漁旗には人を高揚させ笑顔にする力がある。また、海上の安全と豊漁の願いを込めて知人、友人、親戚、漁師仲間から贈られる祝いの旗として大漁旗を贈る風習がある地域もある。

実は近年では帰港の際に大漁旗を掲げることが少なくなった。その理由は、受け入れ準備がそれほど必要がなくなったことや、大漁旗を揚げることのデメリットなどがあるそうだ。そこで、あまり使わなくなった大漁旗を使ったグッズが販売されるようになってきた。

大漁旗ブレスレッド(大漁旗を編み込んだ物)。ショルダーバッグ、あづま袋、手拭き、絵馬、スマホケース、ステッカーなどなど。いずれも朝日をバックに荒れ狂う波、元気に飛び跳ねる魚が描かれたデザインが象徴的。そして、この大漁旗に込められた思いが商品にも込められているのが特徴的だ。

大分県で言えば、佐伯市蒲江では、よくイベントの時に大漁旗を掲げて景気を付ける。見ている人も元気にしてくれる。なにより大漁という言葉の響きが人を熱くさせる。

馬肥ゆる秋。冬を迎える前の荒食い期がいよいよ訪れようとしている。朝晩の冷え込みとともに、これから大漁の言葉が飛び交いそうだ。朝晩の冷え込みとともに状況は好転する。心に大漁旗を掲げて、ぜひ釣りに出かけよう!

  • 2016年11月04日(金)10時13分

スマホフィッシング

昔カウチポテトという言葉があった。ソファーなどに寝そべりながらポテトチップスを食べ、映画やテレビを鑑賞する様子を表す言葉だった。これをもじってカウチフィッシングという言葉もあった。こちらもソファーなどで釣りのビデオや番組を楽しむといった様子。こちらももはや死語に近い。

現在では、釣りの動画が動画サイトに溢れている。そして、この動画はパソコンやスマートフォンなどで簡単に閲覧できる環境になっている。十数年前にこんな状況を誰が想像しただろう。そして、この動画によって商品PR 方法も様変わりしている。ある釣具店では、新製品の情報をいち早く伝えるために動画を活用し、釣具メーカーも積極的に動画を取り入れ商品PR を展開。カウチフィッシングならぬどこでもここでもスマホフィッシングなのである。

そして、今年はVR 元年。あのVR ヘッドセットを被り、360度で映し出される映像を擬似体験できるといった代物。バーチャルの世界がココまでくると、夢か現実か分からないといった感覚に襲われるのではないだろうか?

それだけによりリアルな体験が重みを増す。ゲームで釣っても何もないが、リアルで釣れば手に残る感触や釣り上げた魚を食べる体験が残る。それはスマホフィッシングでは味わえない体験となり、一度体験するとなかなか抜け出せない。来月からが本格的な秋の釣りシーズン! ぜひとも仲間と一緒に出かけませんか?

  • 2016年10月28日(金)10時23分

魚毎に異なる価値

今週号でご紹介した大山川のアユは、ものすごい記録物だった。年魚であるアユが尺(30㎝)までに成長するには、自然障害を乗り越え、仲間との生存競争に勝って初めて成立する。そんな魚がもしも自分の竿に掛かったら…。私なら穫れる自信がない。

アユやモイカは、ほぼ1年しか寿命がないが、逆にコイやマダイは寿命が長い魚と知られている。コイは平均で70年、マダイは20年と言われているが、ネットで調べてみると、今までの最高年齢はコイは70年以上、マダイは40年と言われている。

マダイに関しては、昔から養殖魚として研究されているため、いろいろなデータがある。体長は1歳で全長約18㎝、2歳で約25㎝、4歳で約40㎝に成長。それからは徐々にしか成長しないため、1mクラスのマダイとなると、数十年生きてきた魚であることは間違いない。そんな魚たちと竿や糸を通して会話する喜びは、何ものにも代えがたい。それが魚釣りのロマンだと思う。

もう一つだけ追記したい。与えられた条件の中で、過酷なハードルをクリアして、生き延びてきた魚はもちろん凄いのだが、その魚を育んできた自然があることも感謝。大アユと言えば、お隣は熊本県の球磨川が有名であるが、これからは日田の三隈川水系も記憶に留めて欲しい!それほど素晴らしい川を取り戻そうと、地元の漁協を始め、官民で取り組んでいる姿勢が、このような魚を育てた!

  • 2016年10月21日(金)08時59分

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