TOP ≫ column-TOP ≫ コラム 釣り雑学

コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

海釣りの禁漁を考える

ようやく自粛が解除され、徐々に日常を取り戻す段階になり始めた。ただ、だからといって気を緩めると、また一気に感染者が増加すると言われるだけに、今まで通り「感染らない、うつさない」を心がけながら過ごしていきたい。

ところで今年のGW、大分県南の磯は休業となった。そしてGWが明けるとともに待ち焦がれていた釣り人が磯に上礁し、好釣果をマークしたといった情報が入り始めた。とある釣り人は、「よほどお腹が空いていたのか、マキエを撒くと一気に湧き上がり、ビックリしました!」。別の方は「背ビレを見せて泳ぐほど浮き上がるクロの群れに、先の瀬かと思いました」といった声が上がる状況に…。1週間釣り場を休めるだけで、このような効果があるのだ。

渓流釣りではお馴染みの解禁と禁漁。これは資源保護の観点から半年毎に行われるのだが、これと同じようなことを海でも行えば、もっと釣りが面白くなると個人的には想像していた。ところが現実的には難しい問題が山積みのため、なかなか実現は難しいと思っていたが、図らずもがな新型コロナの影響でそれが実証できたのでは?と考えている。

今後、限りある資源の有効活用を考える上で、海でも特定魚種の禁漁と解禁があってもいいのでは?と個人的には考えているが、いかがだろう…。その方がより釣りに出かけることの喜びも味わえ、初心者でも楽しめる世界が待っていると思える。難しい問題ではあるが…。

  • 2020年05月22日(金)10時09分

自粛の葛藤

GW前から大分県でも「釣りの自粛」といった声が聞こえ始めた。以前からも書いているが、個人的には3密を避けた釣りなら、問題もないと考えるが、「釣りに出かける時に、釣具店を始めとするお店に立ち寄りこと自体が如何なものか?」といった話もあり、SNS上では「自粛推奨派」と「自粛反対派」の論争が巻き起こっている。

どちらも一理あるが、ここで冷静に考えてほしい。やはり文章だけではその背景にある事情などが伝わりにくいため、書いている人の本意が伝わりにくい。それを前提で話をしないと、どんどんヒートアップして、不毛の論争になってしまうのでは?立場や考え方は人それぞれ、逆に言えば、そうだからこそ個人のモラルが問われていると考えるがいかがだろうか。

私個人としては前述した通り、3密を避けた釣りなら、問題もないと考えるが、そうは言っても政府の考えとしては「医療崩壊を避けてできるだけ早い収束に向けての自粛要請」である。そう、できるだけ早く自粛を解除してもらわないと、地域経済は大打撃が避けられない状況になっている。釣具業界も同じ。各テスターの活動自粛が長引くと、新製品の発売も遅れ、釣具店は悲鳴を上げかねない。一刻も早い収束を願って止まない。

ただ、逆も言える。魚にとっては非常にいい環境になった。図らずもコロナの自粛で急速に資源回復が進んでいると想像している。

  • 2020年05月15日(金)10時01分

春の海の産卵

春は海の中は産卵のシーズン。大分市内にある生態水族館「うみたまご」のスタッフの方とお話していた時の話だ。「海の世界は、潮と水温に支配されています。よって私達が使っているカレンダーは通用しません」。例えば産卵のタイミング。マダイ、クロダイ、イシダイなどは、大潮の夜中に産卵行動が行なわれていると考えられている。

なぜ夜に産卵が行われるのか?海の中を浮遊する卵は、魚にとっては貴重なタンパク源となるため、できるだけ捕食されない夜に産卵するそうだ。また、満潮では、浅瀬に流されてしまい、卵が台無しになってしまうため、DNAに組み込まれた経験値として、引き潮に変わるタイミングで産卵が行われることが多いそうだ。非常に道理にかなっているのがこの産卵行動なわけだ。

月明かりに照らされる春の海、数々のドラマは人間の知らないところで密かに熱く行われている。そんな産卵の前段階となるのが所謂「乗っ込み」となるわけだ。

大昔から脈々と受け継がれたDNAが、春の海を察知し、大潮の夜になると一斉に産卵行動を取る。そのタイミングを待ちわびた魚たちは、水面まで一気に浮き上がり産卵する。海面が盛り上がるようなその狂乱の中で、新しい命が誕生し、それぞれの一生が始まる。釣り上げた1尾はそうやって大きくなった。そう思うだけで「よくぞこの仕掛けに興味を示してくれた」と感傷的な気持ちになってしまう。

  • 2020年04月17日(金)11時37分

コロナ自粛に思う

新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)の影響が甚大な被害を及ぼし始めた。医療の問題や経済の問題など多岐にわたって一挙に押し寄せる波に、世界中が混乱している。そのような状況の中、YouTuberとして人気の「釣りよかでしょう。」が活動休止を発表。それを皮切りに、釣り動画アップや撮影などの活動自粛の動きが見られ始めた。

「釣りよかでしょう。」の動画によると、「他の人へ感染させる可能性」から、当面1ヶ月の自粛との発表である。これにはネット住民からの賛同の声が上がっている。もちろん本誌も多いに賛同なのであるが、その反面行き過ぎた自粛は避けて頂きたいと願っている。

現在、いろいろなイベントや活動が自粛されている中、アウトドアで楽しむ釣りは憂鬱な気分を開放してくれるレジャーとして再注目されている。特にお子さんがいる家庭では休日の過ごし方として大いに出かけて欲しい。そんな釣りまで自粛してしまうと、本当に気分が滅入ってしまうはず。「釣りよかでしょう。」のメンバーの場合は、その影響力の大きさ、いろいろな人との関わりから自粛を発表したのであり、一般の方々はこれに当てはまるとは思えない。当然釣りに出かけた時には、「うつらない、うつさない」を徹底すれば、むしろ推奨されるレジャーと言える。

私が言いたいのは、個人の危機意識をしっかりと持って頂き、それに伴う行動をお願いしたいということ。「3密」を念頭に置きながら大いに釣りを楽しんで頂きたい。

  • 2020年04月10日(金)14時07分

釣り文化

江戸時代、武士の間で釣りがブームとなった。これにはいろいろな要因があると言われているが、①平和な時代となり時間を持て余した武士が多かった。②仏教思想の影響力が衰えて殺生への抵抗感が薄れた。③中国に生息するテグスサンという蛾の幼虫からテグスの原料が輸入されるようになり、釣り糸として利用され始めた(テグスという呼び名もここから来ている)。などが挙げられる。

何より自然豊かな環境が目の前にあれば、それこそ釣りに出かけようという人が増えてもおかしくない。

ところが、一旦は「生類憐みの令」で釣りの暗黒期を迎えたが、徐々に庶民層に釣りが広がり、より多くの人が釣りを楽しむようになったそうだ。

1770年(明和7)に出版された木版刷の最初の釣りの書物『漁人道しるべ』や1788年(天明8)の『闇のあかり』など、釣りのガイド本とも呼べる本が出版されるようになり、いよいよ釣り文化が開花する。この当時、女性も釣りに興じる姿が浮世絵などに書かれている。

面白いのは、この時代の釣具は今と同様に世界最高水準だったと言われていること。なぜなら、平和な時代になり、弓や槍を作らなくなったため、そのままその加工技術を釣り竿に転用したから…。日本人の技術はこの頃から脈々を継承されていると思うと、今手にするロッドもますます愛着が湧く。たかが釣り、されど釣り。現代に受け継がれた釣り文化は、今後も受け継がれ発展する。

  • 2020年04月03日(金)14時24分

つり太郎SHOP

- PR -

世界初の花粉症対策マスク ノーズマスクピット 14個入り

●ノーズマスクピットは世界初の花粉症対策マスクです。 ノーズマスクピットは従来の顔を覆うマスクとは違い、ノーズマスクピットのフィルター部分を直接鼻に差し込んで使用しますので、顔の表情も見え、会話や食事も普段通りに行えます。 顔を覆うマスクをしないので、女性の方の化粧崩れやマスクによる息苦しさなどもありません。●バイオインターナショナルのノーズマスクピットは、ボーケン法による試験で『花粉通過率0…

ダイワリール特集

EXIST 1003H ネイティブカスタム

無類のパワーと滑らかさ。REAL ENGINE(リアルエンジン)圧倒的なパワー、シルキィな回転性能を生み出しているリアルフォーの駆動系。高精度なスーパーメタルボディーに包まれたデジギヤ、サイレントオシレーションが静謐にして力強い巻取りを可能にし、リールの心臓ともいえるドライブギヤーを大口径BBで支持するエンジンプレートが理想的なレイアウトをもたらしている。快適さが倍加する操作性。-REAL CONTROL(リアルコントロー…

アウトドア&フィッシング ナチュラム 提供:アウトドア&フィッシング ナチュラム
VIEW 本誌最新号をネットで読む
最新号を毎週火曜日に更新

毎週木曜日発売

表紙
バーコード