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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

パターンの変化

数十年前に釣れていた状況と今の状況を比べると、やはり大幅に釣果が変わっている。昔は秋になると投げ釣りにカレイやアイナメが釣れていたが、近年の秋は大幅に遅れて12月頃から釣れるのが通年のパターン。またメッキアジにしても10月中旬頃から釣れていたが、これも12月頃から釣れるパターン。他にも、アジ、タチウオ、メバルなど大きな差が生じている魚は全体的になっている。

気象庁の発表では、「日本の南、東シナ海では、10月の平均海面水温が、解析値のある1982年以降で最も高くなりました」とのこと。この影響が日本全体の漁獲高や釣果に影響をあたえている。この影響で、年末年始の祝肴の値段に差が出てくるのではと危惧している。

大きなウネリの中で、状況は日々変化している。連動するように対象魚も変化している。それに連れて釣り方も変化している。魚の適応能力が勝つか、それとも釣り人の知恵が勝つか…。今まで通りの感覚、釣り方では釣れない回数が増えてくるかも知れない。

これらの状況を踏まえて、今年の私は年末年始に祝肴を手にするべく、釣果をメインに考えるようにしている。釣りたい魚ではなく、正月に必要な魚を求めて…。それはブリ。大分沖、佐伯沖、蒲江沖…。どの海域が一番確率が高いが日々にらめっこ。これに外気温の下がり具合を加味しながら日々の情報を探る毎日。魚のパターンが変わると、こういった豆な調査が必要になる。あ〜情けない。

  • 2016年12月16日(金)09時37分

魚の臭い

先日、ベテラン釣り師と魚の臭みについて話す機会があった。「クロが昔よりも臭みが少なくなり、食べたことがない人にあげても喜ばれる」とその御仁は言う。たしかに昔のクロよりは臭みが少なくなっているが、それでもやはり時期によっては臭う時がある。「その臭みが苦手という人もいるよ」と話すと、「でも臭みがなくなったら美味しくなくなる。適度な臭みが必要だ」との返し。ごもっともな話なのである。

極端な例として鮎のうるかが挙げられる。現在市販されているうるかには、内蔵のみで作るうるかと、内蔵に身を入れたうるかがある。臭みが強いのは内臓のみのうるかとなるが、「この臭みがないと美味しくない」と言う方も多い反面、「臭みが苦手」といった声も聞く。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5 つが基本味と言われ、これに嗅覚、視覚、記憶などが含まれることで、美味しさを語る場合が多い。貴方にとってうるかはどうだろうか?

年末年始を迎えると釣りに出かける機会も多い。そして好釣果になればなるほど、その後の処理に困ることが多い。自分の家庭で処理できない場合には、ご近所さんに配って回る。必然的に喜ばれる魚が先になくなり、後に残るのはなかなか曲者の魚が残る。クロの臭みが減ってきたことで、この悩みが解消されるのは非常に喜ばしいことだ。そして、最初に配ってしまう対象魚として、イカ、アジ、マダイ、青物だろうか。クロ、チヌは…どうだろう?

  • 2016年12月09日(金)09時52分

師走とブリ

早いもので、もう12月。今年も残す所あと1 ヶ月となった。この時期になるとそろそろ釣り納めの予定を組み始めるのが毎年の好例パターン。今年は例年になく青物の回遊が多い年、なんとしても年末にはブリを食卓に持ち帰りたいと密かに考えている。

このブリは、漢字で書くと「鰤」となり、魚編に「師」の文字が使われている。「師」の意味としては、兵士の集団や先生、専門技術を持つ人といった意味がある。この「師」が付く漢字といえば、「獅」(し)や「篩」(ふるい)などが揚げられる。「獅」は獅子で分かるようにライオンを指す。また「篩」は選ばれし者を選りすぐる道具として「師」に竹冠が付いている。では、「鰤」は云わば魚の中の師匠であり、先生であり、選ばらし者と言えそうだ。

ご存知のように、ブリは出世魚として知られ、大きさによって呼び名が変わる。だから縁起のいい魚と言われているし、年末年始にも食卓に並ぶのだが、そうであるならばボラなども立派な出世魚である。でもブリが選ばれた。そんな歴史を考えると面白みが湧いてくる。

12月は師走。この漢字は、私の頭の中ではそっくりそのまま鰤走となっている。頭の中まで釣中毒であるが、1年でも一番美味しくなりパワフルな時期だけに、師走は鰤走で間違いないのである。今年は絶好のチャンス。今から誰と釣りに行くかスケジュール調整が忙しい。貴方のスケジュールも今年は早めに埋まるのでは?

  • 2016年12月02日(金)08時43分

釣り場のトラブル

今年は本誌で取り上げることが少なかった釣り場のトラブルの問題。どうやら水面下ではあちらこちらで起こっていたようだ。

とある釣り人からは「車を止めた瞬間に地元の方から散々注意された」や「釣り人と分かった瞬間にいろいろ言われる」といった声が聞こえてくる。一方、地元の方からも「ほとんどの方はマナーのいい方ばかりだけど、極一部のマナーの悪い方がいるから、本当に地元は迷惑している」との話も上がっている。

このマナーの問題もちょっとした心遣いで大きく変わるはず。駐車する前、釣り場に行く時、ゴミを整理する時などにちょっとだけ考えて欲しい。もしもここが自分の部屋だったら…。もしもココが大切な人の家の前だったら…。問題なのは、極一部のマナーの悪い方がいるために、大多数の良識ある釣り人が迷惑するといった点。これでいろいろな釣り場が潰れていった事実をもう一度思い返して欲しい。ただし、マナーの悪い方がゼロになるとも思えないから厄介だ。

とは言え、20年前から比べると格段にマナーのいい良識ある釣り人ばかりとなっている。これが常識となれば、自ずとマナーの悪い人は居づらくなる。そのようなムードを釣り界全体で作り上げたい。それには、皆様の諦めないマナーある行動が必要だ。今後も皆様のご協力をお願いしたいとともに、本誌にできることを考えるこの頃…。

  • 2016年11月25日(金)09時48分

釣れる人釣れない人

秋エギングシーズンとなり、早1 ヶ月が経つが徐々に場所ムラや人ムラが出始めている。イカがウブな時期はそれこそエギをキャストすれば釣れるが、1 ヶ月も経つと警戒心の強いイカだけが残り釣るのが難しくなってくる。ここからが腕の見せどころといいたい。同じように、磯釣りもシーズンを迎えるが、同様に徐々に難しくなってくる。つまり、ココから本番なのだ。

海釣りの場合、全ての魚は潮の動きによって左右される。これは水族館で遊泳する様子をみれば分かる。中には天邪鬼な魚もいるが、大抵は潮が流れてくる方向に向かって頭を向ける。その方が餌も発見しやすく、エラ呼吸も楽だからだと解釈している。釣れないときほどこれを念頭に置いて釣りを行いたい。

毎週どこかで大会が行われるが、優勝者ほどこの潮を見極める力があると感じる。潮がトロトロとしか流れない場所でも、エサが集まる場所を探す力だ。これはエギングやジギングでも、フカセ釣りでも重要なポイント。「スポットを見つけて釣りました」や「潮がさすところを探してキャストしました」などはその好例だ。

これから年末に向かって、徐々に難しくなるシーズン。隣の釣り人との差が歴然と出てしまうシーズンだけに、ちょっとした工夫でも試す勇気が欲しい。かく言う私はすぐに諦めてしまう性格。これを直さないとこの時期を乗り越えることができないと痛感する。

  • 2016年11月18日(金)09時49分

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