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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

師走とブリ

早いもので、もう12月。今年も残す所あと1 ヶ月となった。この時期になるとそろそろ釣り納めの予定を組み始めるのが毎年の好例パターン。今年は例年になく青物の回遊が多い年、なんとしても年末にはブリを食卓に持ち帰りたいと密かに考えている。

このブリは、漢字で書くと「鰤」となり、魚編に「師」の文字が使われている。「師」の意味としては、兵士の集団や先生、専門技術を持つ人といった意味がある。この「師」が付く漢字といえば、「獅」(し)や「篩」(ふるい)などが揚げられる。「獅」は獅子で分かるようにライオンを指す。また「篩」は選ばれし者を選りすぐる道具として「師」に竹冠が付いている。では、「鰤」は云わば魚の中の師匠であり、先生であり、選ばらし者と言えそうだ。

ご存知のように、ブリは出世魚として知られ、大きさによって呼び名が変わる。だから縁起のいい魚と言われているし、年末年始にも食卓に並ぶのだが、そうであるならばボラなども立派な出世魚である。でもブリが選ばれた。そんな歴史を考えると面白みが湧いてくる。

12月は師走。この漢字は、私の頭の中ではそっくりそのまま鰤走となっている。頭の中まで釣中毒であるが、1年でも一番美味しくなりパワフルな時期だけに、師走は鰤走で間違いないのである。今年は絶好のチャンス。今から誰と釣りに行くかスケジュール調整が忙しい。貴方のスケジュールも今年は早めに埋まるのでは?

  • 2016年12月02日(金)08時43分

釣り場のトラブル

今年は本誌で取り上げることが少なかった釣り場のトラブルの問題。どうやら水面下ではあちらこちらで起こっていたようだ。

とある釣り人からは「車を止めた瞬間に地元の方から散々注意された」や「釣り人と分かった瞬間にいろいろ言われる」といった声が聞こえてくる。一方、地元の方からも「ほとんどの方はマナーのいい方ばかりだけど、極一部のマナーの悪い方がいるから、本当に地元は迷惑している」との話も上がっている。

このマナーの問題もちょっとした心遣いで大きく変わるはず。駐車する前、釣り場に行く時、ゴミを整理する時などにちょっとだけ考えて欲しい。もしもここが自分の部屋だったら…。もしもココが大切な人の家の前だったら…。問題なのは、極一部のマナーの悪い方がいるために、大多数の良識ある釣り人が迷惑するといった点。これでいろいろな釣り場が潰れていった事実をもう一度思い返して欲しい。ただし、マナーの悪い方がゼロになるとも思えないから厄介だ。

とは言え、20年前から比べると格段にマナーのいい良識ある釣り人ばかりとなっている。これが常識となれば、自ずとマナーの悪い人は居づらくなる。そのようなムードを釣り界全体で作り上げたい。それには、皆様の諦めないマナーある行動が必要だ。今後も皆様のご協力をお願いしたいとともに、本誌にできることを考えるこの頃…。

  • 2016年11月25日(金)09時48分

釣れる人釣れない人

秋エギングシーズンとなり、早1 ヶ月が経つが徐々に場所ムラや人ムラが出始めている。イカがウブな時期はそれこそエギをキャストすれば釣れるが、1 ヶ月も経つと警戒心の強いイカだけが残り釣るのが難しくなってくる。ここからが腕の見せどころといいたい。同じように、磯釣りもシーズンを迎えるが、同様に徐々に難しくなってくる。つまり、ココから本番なのだ。

海釣りの場合、全ての魚は潮の動きによって左右される。これは水族館で遊泳する様子をみれば分かる。中には天邪鬼な魚もいるが、大抵は潮が流れてくる方向に向かって頭を向ける。その方が餌も発見しやすく、エラ呼吸も楽だからだと解釈している。釣れないときほどこれを念頭に置いて釣りを行いたい。

毎週どこかで大会が行われるが、優勝者ほどこの潮を見極める力があると感じる。潮がトロトロとしか流れない場所でも、エサが集まる場所を探す力だ。これはエギングやジギングでも、フカセ釣りでも重要なポイント。「スポットを見つけて釣りました」や「潮がさすところを探してキャストしました」などはその好例だ。

これから年末に向かって、徐々に難しくなるシーズン。隣の釣り人との差が歴然と出てしまうシーズンだけに、ちょっとした工夫でも試す勇気が欲しい。かく言う私はすぐに諦めてしまう性格。これを直さないとこの時期を乗り越えることができないと痛感する。

  • 2016年11月18日(金)09時49分

エギングの進化

本誌でエギングを掲載し始めたのは、かれこれ25年以上前。それまで極一部の釣り人や漁師の間だけで行われていた釣法だったが、一気に釣り人の間に広まった。当時の記事では、〜エギ釣りでモイカ〜と紹介していたが、いつの間にかエギングとの表記に変わった。

その当時と昔のエギングはそれほど変わってはいないが、やはり道具の進化とともに微妙に変化している部分もある。まずシャクリからフォールへのアクションが大きく進化した。昔のロッドは重たく、一日に何度もシャクるエギングで、腱鞘炎になった方もいたが、今ではそのような声も少なくなった。また、大きくシャクリるのではなく、小さくシャクリ、ダートさせたり、数回に分けてシャクったりと、シャクリの風景も様々。

そして、一番変わったのはやはり日中でも釣るようになったこと。エギング創世記には夜釣りが基本であり、どんなに頑張っても夜明けまでが主流。それが今ではデイ&ナイトで楽しむようになった。また、PE ラインの普及により、驚くほどラインが細くなった。大分型と呼ばれていたエギがあった。このエギは主に水深が浅く、潮がトロトロ流れる釣り場で使われることが多かったが、この大分型エギが様々に進化していったことものも特筆したい。次々に様変わりする釣り。それが凝縮されているのが、このエギングだ。なぜって? それはモイカの寿命が短いから…。それに合わせて進化速度も早いと解釈している。

  • 2016年11月11日(金)09時16分

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  • 2016年11月11日(金)09時13分

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