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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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釣りの難しさ

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先日、釣りの初心者からこんな質問を頂いた。「キスはテンビンを使った仕掛けでしか釣れないかと思っていたら、丸オモリでも釣れるのですね?」。実はこの質問の前段として、依然に港の船道を狙うと、丸オモリのチョイ釣り仕掛けでキスが釣れるとのアドバイスを行った経緯がある。その初心者が疑問に感じた点は、キス釣り仕掛けとして釣具店に並んでいる仕掛け以外でも釣れる点、そして、キス釣り仕掛け以外でも釣れるなら、キス釣り仕掛けの意味合いはどこへいったといった点。この2点を疑問に感じたようだ。

釣りの難しさはココにある。ご存知のように釣具店には沢山の○○仕掛けが並んでおり、その仕掛けを使った方が釣れることが多い。ただし、場合によっては異なる時もある。以前にアドバイスをした船道での釣りは、例外である。そして、この例外が思いの他多い。ハリに注目してみれば、グレバリでもチヌは釣れるし、丸セイゴでもキスが釣れる。もちろん、竿やリール、全てにこれが当てはまるのだ。

キスに至っては、ほとんど浮いてくることがない。釣れるのは底である。だからツケエを底付近に届けることが重要。その次にあたかも踊っているように見せることと続く。だから場所によってはテンビン仕掛けでも丸オモリでも釣れるのだ。これは全ての釣りで言えること。くれぐれも同じ仕掛けで釣ることなかれ。釣れないなら迷わず仕掛けを変えることをオススメする。前回は釣れた仕掛けでも場合によっては釣れないのだ。釣りとは、あ〜ややこしい…。

  • 2017年05月26日(金)09時34分

黒潮の動き

今ひとつぱっとしない。そう思っている漁業関係者もおおく、もちろん釣り人もそう思っていると推測する。よく釣れ始めると思ったら、潮が変わってその音沙汰がなくなるといったことを繰り返して、もう5月だ。来月は梅雨グロシーズン。そうなると、各地でエサ盗りも増え始め、沖の船釣りでは五目釣りにマダイやイサキが上向くシーズン。そうなるのか不安で仕方ない。

豊後水道の釣果は黒潮に大きく影響を受けるので、やはり黒潮が接岸した方が釣果は上がりやすい。ところが「黒潮ウォッチャー」によると、5月のうちはまだまだ離岸している状態。6月から徐々に接岸し、中旬にはいつものパターンに戻るといった予測が出ている。来月に期待したい。

先日TV を見ていたら、非常に珍しい深海魚が捕獲された模様が放映されていた。捕獲されたのは東京湾。その中では、「今年はエサになるプランクトンが多いので、いろいろな魚が集まりやすい状況になっている」とコメントが入ったが、これも黒潮が大きく影響しているようだ。つまり、太平洋側の魚の獲れ具合は黒潮のさじ加減一つ。西がよければ東が悪い。黒潮が蛇行するだけ東西温度差が出て来る。これが釣れる釣れないのメカニズムに大きく影響する。

あとは待つのみ。自然には勝てないのだ。また釣れないとは言いながら、全く魚がいないわけではない。釣れる喜びを例年よりも噛み締めながら、魚釣りを楽しみたい。あーもっと釣りたいと思う私は、本当に欲深いと反省…。

  • 2017年05月19日(金)10時02分

釣りと事故

レジャーシーズンになると、毎年ニュースに取り上げられる釣行時の落水事故。今年も大分県での事故が全国ニュースに取り上げられ、改めて事故が身近にあること、そしていざという時のためにライフジャケットの着用の必要性を感じた連休となった。

実は、GW 前に他の媒体関係者から「釣りとライフジャケットの着用」についての取材を受けており、その際にも同じようなお話をさせて頂いたのだが、ライフジャケットの着用率は年々増加傾向にあると感じる。またマナーも非常にいい釣り人が増えているのが現状だ。それでも水難事故がゼロにならないのはなぜか? これにはちょっとした油断が関係していると考える。

磯釣りを例にとれば、通い慣れた磯であればあるほど、大丈夫と過信する可能性が高くなる。そのちょっとした油断が事故の元になるケースが多い。また、最近社会問題化している高齢者ドライバーの事故と同様に、ちょっとした判断ミスや、自分が思っているよりも体力が低下していた事なども思わぬ事故へ繋がるケースとなっているようだ。

来年からは船釣りでもライフジャケットの着用が義務付けられる。最後は自己責任となるだけに、自分の身は自分で守るを徹底したい。

最後に、落水した人を助ける場合は、前からではなく背後から助けるようにしたい。パニクっている人の前に行くと、逆に引きずり込まれてしまうからだ。

  • 2017年05月12日(金)09時09分

大会で釣果なし

徐々にであるが、各地で釣り大会の予選が行われ始めた。GW を明けると本格的な磯釣りシーズン。それこそ大分県南でも毎週のように釣り大会が開催される。本格的なシーズンともなればそれそこ多数の参加者が釣果を得ることができる。しかし、厳しいシーズンともなれば、参加者の半数以上が釣果なしといったことも…。眠たい目をこすった努力、丹精込めて作ったマキエも虚しく、予選敗退となってしまう。

そこでよく聞くコメントが、「他の方が釣っていて、自分が釣れないなら諦めもつく。でも殆どが釣れていない状況になると、いい釣り場に上がれるかどうかで勝負が決まってしまう。なんとかならないの?」。ガッカリ度がMAX に達しているコメントだけに、切実さが伝わってくる。勝負は時の運とは言うが、磯釣りの大会では如実に出てしまう。もはや運だけと言われても仕方がない。それでもやはり少ないチャンスをモノにして勝ち上がってくる強者もいる。そんな方は、「持っている」と言われる人。ほんの一握り。

とある釣り番組で、名人が「大会で勝てなかったのは仕方ないこと、でも決して敗北してしまったわけではないんだ。経験や友情そして仲間を得る。失うものは何もないんだよ」と慰めていた。全くその通りだと感じるとともに、そこまで燃えて楽しめる趣味を持っている皆さんを羨ましくも思う。大会に勝つだけが参加した意味ではない。釣果以外にも必ず得るものがある。それが釣り大会だと考える。

  • 2017年04月21日(金)11時30分

魚釣りにはいい季節?

暖かい日が続いてくると、いよいよ春。花見やアウトドアスポーツを楽しむ方も増えてくる季節である。そのような流れからか、よく言われるのが「これから釣り人が沢山動くのでしょうね?」といった言葉。心の中では「今が一番動かないよ!」と叫んでいるが、空気を読んで「そうなんですよ!」と応えることが無難であることが多い。

一般の方からすれば上記ような認識であるため、少々困ってしまうこともある。「釣り初心者なので釣りに連れていってください」と言われる事が増えるからだ。季節も良くなり、アウトドアを楽しむには絶好のシーズンであることは間違いない。でも魚は一番釣れない時期。初夏にでもなれば、それこそ初心者でも楽しめること間違いないなのだが、今はダメ。1日竿を振っても、アタリがあるかどうか…。やはり魚が釣れないと楽しくないでしょ?

昔ならこう考えて、「もう少し季節が良くなったらね」と丁重にお断りしていた。しかし、近年は釣れる釣れないよりも釣りに行くという行為そのものを体験したい方もいるのだと考えるようになった。釣果はその後の話。実際に海に出かけるにはもってこいのシーズンだし、竿を出してみないと分からないものである。

釣りにはいい季節。人にとってなのか魚にとってなのかは、それこそ人によって異なる。大いに海風に触れて、波の音を感じて欲しい。そろそろGW の計画を立てる時期。家族で魚釣りは安近短でオススメのレジャーである。

  • 2017年04月14日(金)09時17分

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