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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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一尾飛ぶと下に千尾

先日、本誌の過去のデータを整理していると、改めて大雑把に言えば、桜が咲く頃には魚の動きが活発になり、水温の上昇とともにエサ盗りの動きも激しくなる様子が確認できた。当たり前のように季節が巡っていることに感謝。個々の魚の動きを見れば、やはりズレは隠せないのだが、全体としてはやはり季節が変われば魚の様子も変わる。

「桜が散ったらカキを食べるな」、「早朝暖かいときは雨」など昔から言われてきたことわざは、今でも当てはまることが多い。山桜が満開になると、沖からマダイが湾内に入り、いよいよ磯のクロは産卵真っ盛りとなる。大きな流れで言えば、この動きは昔も今も変わらない。

「飛魚の豊漁は天草の不作 」、「梅雨時に雨の多い年は蛸、烏賊が少ない」、「月夜の蟹 」、「夏の鯵は痩せっぽ 」、「西風と夫婦喧嘩は夕限り」。どれも理由ははっきりしないが、先人たちの経験からくることわざ。魚にまつわることわざを引っ張り出しても、これだけでてくる。いかに日本人が魚と関わりが深いかがわかる。

今はインターネットの社会となり、情報がますますすぐに手に入る時代になった。もちろん、昨日今日の釣果情報は重要であるが、たまには過去の情報に触れてみるのも面白いのでは? 昨年、5年前、10年前の今頃に何が釣れていたか…。過去の情報を辿ることで見えてくるものもある。「一尾飛ぶと下に千尾」。海面を割って空を飛ぶトビウオのことわざ。目に見えるものばかりでは、本質を見失うかも…。

  • 2018年03月30日(金)10時40分

AI が闊歩する世界

昨年よりなにかと話題にのぼるAI(人工知能)。このAIを使ったサビースが続々と出てくる中、いよいよ競艇予測をするAI のサビースが登場し、ネットのニュースで話題になっている。

ざっくり言えば、過去のデータから確実に勝てる買い方を予測し、指南してくれるといったAI なのだが、これが勝率120 〜 150%というからなかなか凄い。今では、株の取引から経済予測、はたまた数年後には自動運転までもがAI の仕事になるとの予測が出ている。今後どうなるのか想像もできない…。

ところで、魚釣りの釣果はAI で予測できるか? 個人的には予測できると考える。気象データや過去の釣果データなど日頃釣り人が考えていることを全てビッグデータとしてまとめ、それらを使って、どこでどのくらい釣れるなど判定してくれるサービスも近いのでは?

これは魚にとっては致命的にマズイ。資源の枯渇が加速し、その影響は思わぬところで人間に返ってくるはず。人間にはできるけどやってはいけない領域があると個人的には感じている。また、圧倒的な情報を元に魚を釣っても面白くない。我々釣り人は漁師ではない。効率を重視するよりも、より楽しく面白い釣りをしたいと考える。

今後5 〜 10年で、我々の生活の中に知らず知らずの内に浸透してくるAI。その世界は夢か破壊か…。インターネット以上の破壊力があるのではと密かに危惧するこの頃。

  • 2018年03月23日(金)09時34分

春一番

物凄い突風! 激しい雨。台風並に発達した低気圧が日本列島を襲った後は、南からの温かい風が吹き、一気に気温が上昇。大分県日田市では、25.7度を超える夏日を記録。どうなっているのかと思うような気候に体調が追いつかない人もいるのでは?

日本では春に使われる「三寒四温」という言葉。これは、春に近づくにつれ、寒い日が3日くらい続くと、そのあとに比較的暖かい日が4日続くという意味の言葉で寒暖の周期を表している。だが、この言葉はもともと中国や朝鮮半島では冬に使われる言葉。それが日本に伝来し、春に使われるようになったとか…。海にとっても、この三寒四温が繰り返されることで、極寒の海から徐々に温かい海に変貌する大切な周期。

春一番にも立派な定義がある。立春から春分までの間に吹く風で、日本海に低気圧があり、風速8m/s 以上の南寄りの風で気温が上昇するのが条件となる。意外とややこしい。南の風と言えば、漁師言葉の「南風(まじ)」の方が馴染み深い方も多いはず。「春の南風、三日雨降らず」と言われるが、これも三寒四温を繰り返す時期だけに、春特有のことわざと言える。

梅が咲き、桜が咲く。春の足音が聞こえる時期。魚見桜の開花が待ち遠しいこの頃。魚釣りを通して、自然の営みを感じる幸せ。私の頭の中では温かい海域を求めて移動する魚の群れが見える。そして、徐々に近海へ接岸し…。

  • 2018年03月09日(金)10時07分

内水面漁協の苦悩

今週号で取り上げた大分川勉強会は、大変有意義な勉強会であった。なにより釣り人が実体験として分かっている環境の変化により、魚(アユ)の産卵がズレてきたという共通認識を持つことができたことが大きい。この産卵のズレはモイカやチヌ、クロやヤマメなどでも起こっている。自然の変化に合わせるように生物が対応している中、人間の取り組みだけは後手に回っている。

アユの産卵がズレているということは、他の魚への影響もある。まずはスズキ。落ちアユを狙って汽水域まで差し込む時期は当然変わってくる。またアジやメバルの動きも当然異なる。そして、それらを追って入る青物の動きも変わる。このように蝶が羽ばたけば、遠く離れた地域では嵐になると言われるような現象が起こるのが自然界。今までのパターンで釣れなくなって当然といえば当然。

大分川漁協はもちろん、各漁協ではいろいろな取組を考え初めている。その中には、困難な取り組みも多いはず。ただ思いは「昔の川を取り戻したい」と皆さん同じ。

大分県庄内町を流れる大分川。20年ほど前はアユ釣り場として有名な河川だった。しかし、ここ5年ほどは解禁日でも1尾も釣れない。なぜこのような川に変わったのか?川の環境が変わった、カワウが悪い等いろいろな要因は考えられるが、未だ確固たる原因は見つかっていない。組合の取り組みは始まったばかり。今後の動きを見守りながら、釣り人として協力できることは協力したいと思うこの頃。

  • 2018年03月02日(金)10時15分

食い方のイメージ

追い食いと反転食いという言葉がある。文字通り、追い食いとは、捕食対象を追いかけて食べる方法。一般的にヒラメなどはこの追い食いしかできないと言われ、ヒラメのアタリがあっても、すぐにアワセてはいけないと言われるのはこのため…。追い食いする時、捕食対象が魚の場合は、尾ビレから口に入れることになる。そして、徐々に頭へ向かって歯を進める。この食べ方をイメージしてヒラメのアワセのタイミングを図りたい。

一方、青物などは捕食対象が小さい場合が追い食いもするが、基本的には反転食いの方が多いのでは? と言われている。反転食いのメリットは、捕食対象が泳ぐ方向の逆から食べるため、タモで魚を掬うように労少なくして魚を確実に口にすることができること。また捕食対象を追い抜く時だけ、全力で泳げばいいので効率的なこと。そして食べる時に喉に引っかかることが少なく、丸呑みできることなどが挙げられる。

その中間に位置するのがスズキやブラックバス。おそらくそこまで高速で泳げないため(あまり泳ぎたくない?)、追い抜く途中で反転して、エラ辺りに食らいつくケースが多いそうだ。これを理解していれば、フックの位置やアワセなどで考えることは沢山ある。

ゴルフはボールが見えるからまだいい。魚釣りはほとんどが海中なので、イメージを膨らませることが重要。イメージが異なると、やはり釣果も変わってくる。

  • 2018年02月23日(金)09時16分

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