TOP ≫ column-TOP ≫ コラム 釣り雑学

コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

師走の魚ブリ

今年も残す所あと僅か。本当に1年は早いもので、目まぐるしく日々が過ぎていく。特に今年は例年以上に異常が常態化し、12月になっていろいろな釣りが楽しめる状況となった。久しぶりに連絡をとったあの人は、1年ぶりのエギングにでかけ600~800g級のモイカを一晩で24ハイと好釣果をマーク。非常にいい状態になっている。後は腕次第、潮次第…。

ところで、師走の魚といえばブリである。ブリを漢字で書くと「鰤」と師が入っていることと、ちょうど寒が入り脂ものって美味しい時期となるため、師走に欠かせない魚となっている。今年はそのブリ(ヤズ・ハマチ)が例年以上に釣れている。これも環境の変化の影響。あるベテランは、「ヤズが釣れすぎるので、見向きもしないジグのカラーを探している」と言う。それほど青物が多い。そして、前述した寒ブリというよりは、越冬のために体力を蓄えているような活発な動きを見せている状況だ。師走の魚も様変わりしてくるものと思われる。

水の子灯台のブリ釣り、蒲江の寒ブリなど時代を賑わせた釣りはひっそりと楽しまれる程度とあり、坂ノ市一文字ではフカセ釣りの釣り人よりもジギングで青物を狙う人が多くなっている。魚に合わせて釣り人も移り変わる。進化論を唱えたダーウィンは述べる。「環境に適応していた者だけが生き残る」。これは自然を観察した結果として出てきた主張であり、教訓ではない。変化の果てにあるものは…。

  • 2019年12月20日(金)10時10分

バリが闊歩する

昔の話で恐縮であるが、20年ほど前は中津港ではバリ(アイゴ)が釣れることはなかった。バリは大分県南の磯でしか見かけない魚、特に深島へ渡った時に目にする魚であった。ところが徐々に環境が変わり、今では大在公共埠頭でも当たり前に見かける魚になった。もちろん中津港でも普通に釣れる魚の仲間入りだ。

バリは雑食性で、海藻なども食べる。そして、このバリの食害が日本の太平洋側では問題となっている。海藻を食べるために、磯焼けが進んでいるからだ。

どちらかと言えば南方系の魚といえるバリ。定着率が高く、冬場に水温が下がると冬眠することで知られる。しかし、水温が下がらなくなった近年はバリが冬眠しなくなった。そのため、1年中海藻を食べることから磯焼けが進んでいると言われている。藻場がなくなることで、小魚やイカのサイクルを大きく壊してしまうから大問題だ。

相模湾では、バリの駆除を行っているが、数が多すぎて埒が明かないといった状況。だから釣り人の出番である。クロ釣りやチヌ釣りを楽しんでいるとどうしても釣れてしまうバリ。このバリを逃がすのではなく、ぜひ食べていただきたい。釣ってすぐに内蔵を処理してしまえばくさみもなく本当に美味しい魚。環境保全の一役も担える。同様にブダイ類も同じことが言える魚。

これから盛んになる磯釣りに出かける時には、ぜひお忘れなく。「NoMoreBari!NoMoreBudai」なのだ。

  • 2019年12月13日(金)10時50分

師走の釣行計画

年間を通していろいろな魚を追いかけている目からすると、20年以上前の師走の釣りといえば、蒲江沖のマダイやブリを狙う人が多かったように感じる。それが徐々に大分沖のアジ・サバ釣りへと移行し、近年ではモイカ釣りといった流れに変わりつつあるように感じる。

それこそ20年以上前に大分市内から蒲江へ車で向かうには最低でも2時間以上が必要だった。それが高速道路のおかげで、随分と短縮された。それとともにこぞって蒲江で釣行することも増え、またたく間に予約でいっぱいになる状況が続いたものだ。

時代は流れ、いろいろな釣りが行われるが、それでも年末年始にはやはり釣りに出かけて、食卓に華を添えたい。この思いは変わらない。いつまでも…。

今年の夏より続いた海水温の高温傾向が、徐々に薄れ始めている。ちょうどこの号が発売される頃には、地域によっては19度台となり、非常にいい状態になってきた。これから徐々に水温が下がるが、それでも昨年よりも好条件で年末年始を迎えることができそうだ。

12月1日の時点で、旧暦では11月6日。こちらの方が釣りを通しての肌感覚は合致する。例年よりも大幅に遅れているが、それでも自然は移ろい流れる。もともと海の生物は水温と潮によって左右されやすい。さあー、2019年最後の釣行はどこにしようか思案する。潮を見ながら想像する姿は他人が見ると危ない人かも知れないが…。

  • 2019年12月06日(金)10時32分

それぞれの釣り

一口に魚釣りといってもいろいろなジャンルがある。代表的な船釣りや磯釣りはもちろん、近年ではさらに細分化され、釣り方によってジャンルが分かれていると言っても過言でない。取材を通して出会う方々はそれぞれのジャンルでいろいろな事を知っている方ばかりなのだが、逆に他の釣り方になるとあまり知らない方が多い。個人的につくづくもったいないと思うこの頃。

とあるベテランはこう云う。「若い者はルアー釣りばかり。こちらが底物釣りを楽しんでいる時に横からルアーを投げてくるから鬱陶しい」。またルアーマンたちは「昔話が多くてメンドイ」。云うことは分からないでもないが、それ以上に共に知らない情報を持っているはず。深呼吸し、笑顔で話しかけてみてはいかがだろう。思わぬ話が飛び込んで来るはずだ。

「底物釣りをしていても、時折ナブラが湧くとルアーを振る時もある」とベテラン。皆さん他の釣りも興味があるのだが、その機会がないからそのジャンルを楽しんでいない方ばかり。同じフィールドで楽しむ者同士、気軽に声を掛け合うと、もっと面白い世界が広がると思う。

かの名作家・ヘミングウェイは「釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」と言ったとか…。私なら「釣れない時は、魚が他の釣り人と交流する時間を与えてくれたと思えばいい」と言いたい。釣りを通した交流も魚釣りの楽しみに一つだから…。

  • 2019年11月29日(金)10時24分

磯釣り本番間近

朝晩の冷え込みが厳しくなってくると、いよいよ磯釣りが本番を迎える。このシーズンになると、夜中の1~2時の釣具店は多いに賑わいを見せる。磯に出かける釣り人が釣具店でエサを混ぜたり、道具を仕入れたりするからだ。

初めてその光景を見た時は本当にビックリした!真っ暗な午前2時に釣具店の周囲だけ活気に溢れていたからだ。コンビニが24時間営業をしていない時代にすでに24時間営業をしていた釣具店にビックリするとともに、自分が知らない世界がまだまだあることを痛感した。

それから数十年した現在もこの時期になると釣具店は活気に溢れている。利用する側からすれば、家族に変な目で見られ、眠たい目をこすりながら釣具店へ足を運ぶと、同じように変な目で見られたであろう釣り人と出会う。「あっどうも!」と挨拶を交わしながらも、「あんたも好きね」と安心してしまう。漆黒の闇のなか煌々と灯る釣具店の灯りは、心のオアシスであるとともに、これから向かう釣りへの闘志をみなぎらせてくれる。

だからこそ、釣具店のスタッフには優しくなりたい。仕事とは言え、やはり深夜の営業は大変である。時には温かい布団で眠っていたいと思うはず。そんなスタッフがいてくれるから、我々も安心して釣りを楽しむことができる。言ってみれば、釣り業界全てがワンチームなのだ(流行語にあやかり過ぎか…)。今日も夜間営業してくれる釣具店に感謝。そして、本番間近の磯釣りを楽しみたい!

  • 2019年11月22日(金)09時48分

つり太郎SHOP

- PR -

世界初の花粉症対策マスク ノーズマスクピット 14個入り

●ノーズマスクピットは世界初の花粉症対策マスクです。 ノーズマスクピットは従来の顔を覆うマスクとは違い、ノーズマスクピットのフィルター部分を直接鼻に差し込んで使用しますので、顔の表情も見え、会話や食事も普段通りに行えます。 顔を覆うマスクをしないので、女性の方の化粧崩れやマスクによる息苦しさなどもありません。●バイオインターナショナルのノーズマスクピットは、ボーケン法による試験で『花粉通過率0…

ダイワリール特集

EXIST 1003H ネイティブカスタム

無類のパワーと滑らかさ。REAL ENGINE(リアルエンジン)圧倒的なパワー、シルキィな回転性能を生み出しているリアルフォーの駆動系。高精度なスーパーメタルボディーに包まれたデジギヤ、サイレントオシレーションが静謐にして力強い巻取りを可能にし、リールの心臓ともいえるドライブギヤーを大口径BBで支持するエンジンプレートが理想的なレイアウトをもたらしている。快適さが倍加する操作性。-REAL CONTROL(リアルコントロー…

アウトドア&フィッシング ナチュラム 提供:アウトドア&フィッシング ナチュラム
VIEW 本誌最新号をネットで読む
最新号を毎週火曜日に更新

毎週木曜日発売

表紙
バーコード