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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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魚釣りは工夫する事

夏休みとあり、天気のいい夕方には各地で親子連れで釣りを楽しむ風景を見かける。いつまでも魚が釣れないので、飽きてしまって他の遊びをする子供。釣れなくても竿を放さない子。それぞれの性格が現れ見ているこちらも楽しくなってしまう。言われたまま黙々と作業を行う子もいれば、自分なりに釣り方や仕掛けを工夫してどうにか釣ろうとする子もいる。この差が釣果の差を生む。

これは仕事や私生活でも同じことが言えるのではないだろうか? 上司から言われたままただ黙々と仕事をするのと、自分で考えて仕事を行うのであれば、自ずと結果も異なる。伸びる子とそうでない子の差はこの「自分で考える」に尽きるように感じている。

それこそエサ(ルアー)を投入したら、何かしらの答えは返ってくる。アタリの有無から潮の流れる方向。沖の波の様子。集まってくる小魚の群れ…。それらの情報を自分の頭にインプットし、そこから次の作戦を練る。これこそ釣りの上達の一歩である。そして、工夫して釣り上げた魚の喜びは何物にも代えがたい。だからこそ釣りが止められなくなる。

~機会はどの場所にもある。釣針を垂れて常に用意せよ。釣れまいと思うところに常に魚あり~(オウディウス)。夕暮れの中、親子で釣りを楽しむ風景。それはいつしか親子から友人のように変化し打ち解け合う。夏休みの魚釣りとは、そのような大切な時間だとしみじみ思った。

  • 2019年08月23日(金)09時06分

魚はどこへ行った?

今年のアユは天候に泣かされっぱなしであった。振り返ると解禁日からは渇水に苦しめられ、解禁したと同時に長雨となり、梅雨明けとともに猛烈な夏日。最近の天気は、メリハリがはっきりとしているため、我々釣り人だけでなく、魚たちにとっても過酷な環境になっているのでは?と心配してしまう。

そこで、タイトルの「魚はどこへ行った?」との疑問が湧き起こる。これは友釣り師からの素朴な疑問であったが、やはりいるところには居るものだ。本流は環境の変化が激しい(水量の増減が大きい)ためか、今年は支流でアユの影を見かけることが多いそうだ。思えば、主流の川の方が昔からの石も残り、水量の増減も激しくない。そのような状況から今のところ本流よりは支流狙いで釣果が上がっているそうだ。

人間の心配をよそに、魚は自分が生存できそうな場所を求めて移動している。これは海水魚に関しても同じようなことが言える。これが今までとは異なる魚が釣れる原因である。天候が不安定になってきたこの頃、これを念頭に入れて釣るポイントを考えないと、改めて感じる。

このように魚がどこへ行った? と考えることが全ての出発点なのかも知れない。海流、ベイトの様子、他の魚の釣れ具合。全てを見ていると自ずと見えてくるものがあるはず…。毎年目まぐるしく変化している釣り環境であるだけに、ますます魚と人間の知恵比べは高度化するかも?

  • 2019年08月09日(金)08時44分

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