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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

梅雨本領発揮?

この原稿を書いている19日時点では、梅雨らしい雨もない日々。明日からは梅雨入りを感じさせるように、愚図ついた天気が続くとの予報である。大分県では、異常なほど降水量が少ない状態が続いており、県下のダム貯水率は軒並み下がっている状態。この雨が恵みの雨になるだろう。

もちろん釣り人にとっても恵みに雨になることは間違いない。バスのスポーニングが遅れ、チヌの乗っ込みも遅れ、モイカ(アオリイカ)の産卵も遅れ、入るべく魚が一向に入って来ない状態。例年のパターンであれば釣れる魚が、一向に釣れない状態も徐々にではあるが解消されることを期待したい。

春から夏の海は、低水温の底層と高水温の表層がいかに早く混ざりあって、海全体として徐々に水温が上がっていく状態になるかが鍵。これが行われないと魚の動きも変わってくる。魚はカレンダーで動いているわけではない。常に周りの水温と状態によって、生活スタイルを確立する。分かっているけど、やはり通年のパターンを期待してしまう。

気象庁の発表によると、これから梅雨の本領発揮。日本の南海上に停滞していた梅雨前線がようやく北上し、西日本の多いところではトータル100 ミリ前後のまとまった雨が降るとの予報がでている。ダムの貯水率、河川の増水、川の水が海へ流れ込み、各魚種の活性をアップさせる。そういった好循環がしばらく期待できると考える。これからが梅雨本番と考え、道具のメンテナンスの日々…。

  • 2017年06月23日(金)08時27分

ケンサキイカの話

ちょっと気が早いがそろそろケンサキイカの話が飛び交い始めた。「今年は釣れるんじゃないの?」。皆さんご存知のように台風が少ない年は、得てしてイカが豊漁になることが多い。これは稚イカのシーズンに海が荒れず、順調に大きく成長することと、荒波に流される、近海にとどまるからと言われている。この調子で行けば、来月にはイカ釣りがスタートしそうだ。

ところで、ほぼ1年で寿命を終えるイカだが、意外と知られていないのが、交配の方法である。殆どの動物は交尾することで卵に受精させるのだが、イカ類は、精子を精包につめてメスに渡す方法もあるそうだ。さながらボールを渡すようにするこの方法を「交尾」ではなく、「交接」という言葉で表す。この精包を渡す腕は決まっていて、ケンサキイカなら左第4腕、スルメイカなら右第4腕と異なる。釣り上げたケンサキイカの触腕を見比べてみるのも面白い。

イカは集魚灯で集めて釣ることが多いため、イカは光が好きだと思っている方も多いかもしれないが、夜行性であるイカはあまり光は好きではない。光に集まる小魚などを暗闇から襲うのがハンティングの方法であるため、さも集まっているように感じるだけだ。

真っ暗な闇の中にポツンと灯り。その灯りに何百もの魚が集まり、それを追ってシイラやイカ、カツオ類なども海中を遊泳する。水族館では見ることのできない自然の大きさ、厳しさ、美しさがそこにある。イカ釣りはドラマだ。

  • 2017年06月16日(金)08時59分

実はね…

釣り人が言っていることは当てにならない。なぜなら、表面だけ話していて、本当のことは隠していることがあるからだ。とある大会での取材時。選手がポケットから取り出した1.5号のハリスを見て、「あ〜 1.5号に替えるのか…」と思っていたら、後日「実はあれ1.25号です。1.5号のスプールに1.25号を巻いています」とのこと。やられた…。

こういった話は山ほど出てくる。これは多岐に渡り、道糸やハリスの号数、ハリ、ウキ、ツケエなどなど。全てを疑い始めるとキリがないほど。実はここに釣れる秘密が隠されている。

別の方と話している時に、こういった話が出て来た。「実は最近ボイルでクロを釣っています。ただし、普通のボイルでは軽過ぎるので、ボイルを漬けて使用しています。でも、公に話す時は『ボイルで釣りました』と言っています」(笑)。つまりこうだ。釣り人の話は事実の表面しか話していないので、その奥に潜む秘密を推測しながら聞かなければいけない。これは、大会時でもプライベートでも関係ない。いつでも真剣勝負なのだ。

「今、何ピロで釣れていますか?」、「う〜、2 〜 3 ピロかな」。普通の会話であるが、本当の意味は「こちらは潮上で2 〜 3 ピロでアタリがない。でも隣は釣れている様子。本当にクロが釣れているの?」、「いやいや釣れないけど、2〜 3 ピロでエサ盗りが釣れているよ」。お〜釣り人の会話ほど怖いものはない。皆さんもくれぐれも油断めされるな…。

  • 2017年06月09日(金)09時42分

なぜアユ釣り

先日の三隈川のアユ釣り解禁を皮切りに、大分県下の河川でアユ釣りが順次解禁になっている。久しぶりのアユ釣りに胸を踊らせながら入川した方も多いはず。ところで、昔から疑問なのだが、大分県のアユ釣り人口は減りもしないがなかなか増えもしない。なぜだか疑問に思ってしまう。それは、アユ釣りがとてつもなく面白い釣りだからだ。

以前、世界中で釣りを楽しんで来た釣り人と話す機会があったので、「今までで一番面白いと思った釣りは?」と尋ねた。その方は迷わず「アユ釣り」と答えた。その理由は、「その他の釣りはほぼエサやルアーを使って、捕食行動を促し釣り上げるけど、アユ釣りだけはアユを泳がせて、縄張り意識を刺激して釣り上げるという独特の釣りだから…」とのこと。

言われて初めて気づくことがある。釣りとはハリを口に引っ掛けるばかりを想像してしまうが、アユはアユで釣る。しかもこの釣りは日本でのみ行われる釣り。世界中見渡しても魚の縄張り意識を利用して釣る方法は他にない。だから逆に気づくことも多いと言う。魚の行動を把握しながら狙いのポイントへ遊動していくその竿さばきは、動物の調教よりも遥かに難しいのでは? と思う。糸と竿を通して魚の動きを感じながら釣るこの釣法は、一度ハマると止められない。魔性の釣りなのだ。

幸い大分県ならどこかで竿出しできる。これが都会だとこうもいかない。ぜひ魔性の釣りを体験して欲しい。

  • 2017年06月02日(金)08時41分

釣りの難しさ・・・

先日、釣りの初心者からこんな質問を頂いた。「キスはテンビンを使った仕掛けでしか釣れないかと思っていたら、丸オモリでも釣れるのですね?」。実はこの質問の前段として、依然に港の船道を狙うと、丸オモリのチョイ釣り仕掛けでキスが釣れるとのアドバイスを行った経緯がある。その初心者が疑問に感じた点は、キス釣り仕掛けとして釣具店に並んでいる仕掛け以外でも釣れる点、そして、キス釣り仕掛け以外でも釣れるなら、キス釣り仕掛けの意味合いはどこへいったといった点。この2点を疑問に感じたようだ。

釣りの難しさはココにある。ご存知のように釣具店には沢山の○○仕掛けが並んでおり、その仕掛けを使った方が釣れることが多い。ただし、場合によっては異なる時もある。以前にアドバイスをした船道での釣りは、例外である。そして、この例外が思いの他多い。ハリに注目してみれば、グレバリでもチヌは釣れるし、丸セイゴでもキスが釣れる。もちろん、竿やリール、全てにこれが当てはまるのだ。

キスに至っては、ほとんど浮いてくることがない。釣れるのは底である。だからツケエを底付近に届けることが重要。その次にあたかも踊っているように見せることと続く。だから場所によってはテンビン仕掛けでも丸オモリでも釣れるのだ。これは全ての釣りで言えること。くれぐれも同じ仕掛けで釣ることなかれ。釣れないなら迷わず仕掛けを変えることをオススメする。前回は釣れた仕掛けでも場合によっては釣れないのだ。釣りとは、あ〜ややこしい…。

  • 2017年05月26日(金)09時37分

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