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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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遅れる梅雨入り

6月17日の時点でまだ大分県は梅雨入りしていない。どうして今年は遅れているのか疑問に思っていると、福岡管区気象台によると、「梅雨入りの可能性は14、15日」とのこと。この号が発売する頃には、梅雨入りして欲しいと願っているが…。

なぜ、これほど梅雨入りが遅れているかと言えば、またもや南米ペルー沖の海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」の影響。もはやエルニーニョが来て、ラニーニャになってを繰り返す悪循環の気候になっている。通常の海であることがなくなり、エルニーニョかラニーニャであることが通常になってきたと言わざるを得ない。ますます天候が不安定になっていることを感じるこの頃。

16日、20 カ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合で海のプラスチックごみ対策の国際枠組み構築に合意した。ご存知のように、急激に増えているプラゴミは、海洋を汚染するばかりか、間違って魚が食べてしまう危険もあり、早急な対策が求められていた。それに加え、エネルギーや地球温暖化に関する取り組みを含む共同声明を採択した模様。異常が常態化する気候に魚はもちろん釣り人も翻弄されている。

兎にも角にも雨が降って欲しい。この時期の雨は川のアユを育て、海を夏の海に変える重要な役目がある。海の上下水温に差があるのも、雨が少ないため…。何気なく巡る自然のサイクルがこれほど有り難いとは…。

  • 2019年06月21日(金)09時52分

SNSの釣り情報

今では生活にかかすことができなくなったSNSサービス。Facebook を始めとするSNS サービスは人々の交流を活発化させ、情報の行き来も早くなった! だが、逆に問題も発生しているようだ。

今まではあまり知られていなかった釣り場が、SNSを通してより一般化され、県外者などの来訪を促す結果となっているのだ。もちろん、釣って帰る分には何も問題がないのだが、ゴミや騒音、違反駐車などの問題が発生し、「どうにもならないので釣り禁止の看板を立てようかと思案している」という港湾が増えているのだ。

もちろん、これはSNSだけが問題なのではなく、本誌などマスコミにも問題の一旦があることは否めない。だが、マスコミで釣り場を出す際には何かしらのフィルターを通していることも間違いない。「ここは掲載しない方がいい」、「地元の方が反対しているので公にできない」釣り場は山程ある。それらが何もフィルターを通されずSNSで拡散されることで、問題が竹の子のようにあちらこちらで出て来たといった印象だ。

なかなか止めることが難しい問題ではあるが、本誌でも問題が表面化している釣り場はできるだけ注意を促すように心がけるつもり。そして、これには皆さんの協力も必要である。釣り場がなくなれば趣味の釣りが楽しめなくなる。事態は連鎖的に広がっているので、「投稿」する前に本当に「投稿」してもいいのか熟考して頂ければ幸いである。

  • 2019年06月14日(金)09時47分

梅雨前の河原で…

そろそろ梅雨入り。海では小魚が一汐毎に接岸し、川魚の動きも活発化している。私の自宅周辺では、そろそろ田植えの準備が始まり、雨がちょっとでも降るとカエルの鳴き声が聞こえ始める。季節は移ろい徐々に夏に向かっているのを感じるこの頃。

久しぶりに川へ足を運ぶと、ハエたちがキラキラと遊泳する姿が見えた。ちょっと前は毛針をキャストしてハエ釣りを楽しむ釣り人の姿もあったが、最近はご無沙汰である。以前、その毛針師に話しかけると、「もともとは渓流で毛針釣りを楽しんでいたが、年とともに行けなくなったので、近場で楽しんでいる」といった話をしてくれた。年とともに釣りも変わったが、魚に対する見方も変わってきたそうだ。

「私はドンドン年を取っている。だけど、いつも魚は同じ姿も見せてくれる。もちろん、世代交代をしているだろうが、あの若い頃と同じ姿で私を迎えてくれる。あの懐かしい日々、大きな岩を越えた先にあるだろう未知のポイントへの憧れ…。そんな気持ちを思い出させてくれる。だからハエ釣りに来ています」。遠くを見つめる毛針師の姿は、未来の自分のような気がしていた。

毎年変わりゆく自然の中で、その変化を受け入れながらたくましく生きる魚たち。手にした魚は特別な物となり、いつまでも私の頭の中に蘇る。また梅雨が来て、夏が来る。そんな当たり前が続く。私はまた釣りに出掛ける。

  • 2019年06月07日(金)11時09分

黒潮大蛇行の影で

昨年から引き続き黒潮の大蛇行が続いている。黒潮親潮ウォッチの長期予報でも、しばらくは大蛇行が続くとの予報が出ている状況。

この大蛇行の影で、さまざまな影響が出ている。この黒潮大蛇行であるが、日本列島をかすめるように流れる黒潮が数年周期で紀伊半島沖で大蛇行してしまう現象。そのため、紀伊半島沿岸の水温が上がらず、サンゴが死滅したり、カツオが遥か沖合でしか獲れなくなったりしている。もちろん周辺の水揚げは、様変わりしてしまった。

また、海の中の影響だけでなく、大蛇行する時は関東圏で大雨になりやすくなったり、各地で異常気象をもたらす原因にもなり得るそうだ。

今まで、なぜ黒潮が蛇行するのか解明できていない部分が多かったが、近年は海洋観測網の充実や海洋シミュレーションの高精度化により徐々に解明されつつある。これを解明することにより、もっと未来を予測することに繋がり、ひいては水産や気象情報などに活かすことを目的としているそうだ。

もちろん、釣りにも大いに関係がある。少なくとも黒潮が入らないと魚の動きが悪いことは確か。特にこの時期の黒潮の出入りは、釣果に直結する。黒潮を理解することは海の中の様子を想像することに繋がるのだ。

7月までの長期予報ではまだまだ黒潮大蛇行は続くそうなので、それを前提とした釣行計画を立てなければ…。

  • 2019年05月31日(金)10時28分

気圧と釣果

沖縄地方も梅雨入りし、これから九州も続々と梅雨入りする。以前のようにシトシト降る雨ではなく、時には屋久島を襲ったような記録的な豪雨をもたらす梅雨へ様変わりしただけに、今年も油断できない。ただ、この梅雨がないと夏も来ない。自然のサイクルには必要悪なのだ。

ところで、気圧が上がったり下がったすることで釣果に影響を与えることは以前から言われている話。実際気圧が下がるとベイトも表層まで浮いて来なくなるので、かなり密接な関係があるといえる。気圧が下がる一番の影響はやはり低気圧。上空を低気圧が通過すると気圧も下がる。ベイトも下がる、魚の食い気も下がる、釣り人の士気も下がるとだだ下がりとなるが、逆にそれを狙って釣っている強者もいるので、物は考えようなのかも知れない。

今年の大分県は、例年よりも雨が少なく、自ずと気圧も高めの傾向である。これが釣りにいい影響をもたらしているかは、個々の受け取り方次第。同じ海、同じ気候の中魚釣りを狙っていると、隣の人が「なぜ釣れる?」と思うことも多々ある。仕掛け、エサ、狙い方など釣果を得るための条件が複雑に絡み合っているように見えるが、意外と単純に、「○○を使ったら釣れた!」といった単純な答えの場合も多々ある。

私のように講釈ばかりの者は、つべこべ言わずに釣れ!と怒られるだけ。やはりいろいろ試してその日のベターを探るのが一番の近道かも知れない。

  • 2019年05月24日(金)11時59分

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