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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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タチウオの漁獲高

そろそろ釣れるはずと待ち構えているタチウオだが、これを書いている17日時点では岸壁でのタチウオは釣れないことはないが、まだまだ本格化の兆しは見られない。このまま終わるのか? と不安になったため、タチウオの漁獲高を調査してみると、面白い状況を発見した。

「平成29年度 資源評価調査」である。和歌山県、徳島県、高知県、愛媛県、大分県の関係機関がタチウオの動向を調査したものだが、これによると大分県に限らず、他県でも軒並み漁獲高は減少傾向にある。大分県に関して言えば、2007年に4,043 トンの漁獲高があったが、2016年は598 トンとなっている。およそ6分の1。これが他の4県でも同様の動きを示しており、抜本的な資源回復の方法が見つかっていない様子。実体験として頷ける状況である。

今回調査しているのは、いずれも太平洋側に面する県。環境の変化により徐々にタチウオも北上しているのでは?と想像してしまう。一部に黒潮の蛇行による関係性も記述されているが、まだ確証がない状況。

あまり知りたくない事実であるが、現実問題として釣れていないので、受け止めざるをえない。減る魚がいる一方増える魚もいる。青物やハタ類、オナガなどは顕著で、今後ますます南方系の魚が増えてくることが予測される。

釣れない魚を追うよりも、釣れる魚を狙うのが釣りの鉄則だとすれば、タチウオはおまけと捉えるべきか…。私の中でも気持ちの整理がなかなかできないこの頃。

  • 2018年09月21日(金)09時28分 New!

フグのハイブリッド

いろいろな魚のパターンがズレているのは、釣り人なら誰でも実感していること。そろそろ始まるエギングシーズンであるが、10年前であれば秋は握りこぶしほどの稚イカばかりで、冬前になってようやくお持ち帰りサイズになるとった状況であったが、産卵期のズレによりシーズン初期から中型モイカがヒットするようになった。それだけ環境の変化が激しいのだと想像する。

ところで、この産卵期のズレは到るところで発生しているようで、クロやチヌ、マダイやイカなど海の生物全てに発生していると思って間違いなさそう。その産卵のズレによって種類が異なる魚同士の雑交配によるハイブリッドもよく見かけるとの話も聞くようになった。

怖いのは、先日ニュースでも取り上げられていたフグのハイブリッド。ご存知のようにフグは種類によってどこに毒があるか判別されるため、それを避けるように料理される。しかし、ハイブリッドになると、果たしてそれが当てはまるのかが分からないため、細心の注意が必要になる。おまけになかなか見分けもつかないため、うかつに料理もできないといった話も上がっていた。釣り人の間で知られる毒がないフグ「シロサバフグ」も、今後はよほど気をつけないと大変なことになる可能性もある。環境の変化は思わぬところで露見する。

釣りは自然の影響によって振り回されることが多い中、ハイブリッドが釣れるようになるものその一旦なのか…。

  • 2018年09月14日(金)10時07分

台風と水温

この原稿を書いている時点はまだ台風21号が接近している途中。発売される頃には台風も通過していると思われるが、大きな災害にならないことを願うばかり。ところで、今年の台風の多さには開いた口が塞がらない。いつまで出港できない日々に、遊漁船の船長さんたちも諦めムードである。

この台風であるが、熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、発生すると言われている。つまり、南の海上の水温が高い影響で、発生する確率が増えているということ。まだまだ油断できない。また、台風は中心を境に進路方向東側の方が勢いが強い。よって、台風情報などで台風がどの角度で迫ってくるか確認しながら、備えをしていただきたい。

今年の台風の多さは、今年の始めまで続いたラニーニャ現象の影響があると考えられる。ラニーニャ現象が起こると日本付近では、夏季に太平洋高気圧が北に張り出すころが多くなり、気温が高くなることが多くなる。当然海水温も上昇しやすくなるためだ。やれん、やれんでーとぼやきたくなる。

台風一過で海の状態も刻々と変化する。海の上下層がかき混ぜられ、いろいろな魚に影響を及ぼす。それだけにウネリが取れた瞬間がチャンスだと心得たい。台風一過できれいな夕焼けが見れた後は、大物との格闘が待っているかも…。もちろん無理な釣行は禁物であるが…。

  • 2018年09月07日(金)10時10分

ハリスの太さを考察

先日、大分市で行われた「夏期釣り講座」の中で講師の田中さんが「最近、私は船釣りも楽しむのですが、8号クラスのハリスでもオナガがバンバン釣れます。でも磯釣りとなるど全然食ってこない。この理由が分からない」とコメントしていた。これには私も同感である。

遊漁船の船長の話でも磯で使う号数よりは太い仕掛けでクロを狙っているケースが多いし、それでも数釣りを楽しんでいる。これにはある遊漁船の船長の話が当てはまるような気がしている。「おそらく水深によって魚の警戒心が変わるのでは? 小魚ほど際や障害物から離れないのは、身を隠す必要があるから。でも自分が大きくなると、そんな必要もなくなるため、警戒心も薄くなり、沖にも出ていくようになる。水深がある場所にいる魚の場合、ある程度警戒心をなくしているし、広い海の中エサの確保も難しくなるので、太ハリスでも気にしなくなるのでは?」。妙に納得できる仮説だと感じている。

そうであれば、是非試したいのは、ド遠投での太仕掛け。特にオナガなどの場合に有効なのではないだろうか? このように一つのジャンルの釣りにこだわるのではなく、いろいろな釣りを楽しむことで、応用が効くようになる。釣りの面白いところはそんな部分にもあると感じる。

また、他のジャンルの人と積極的にコミュニケーションを取ることも重要。魚の生態は知れば知るほど面白く、自分の釣りを有利にもしてくれるはず…。

  • 2018年08月31日(金)09時42分

祝勝会に参加

去る8月18日、北九州市で第18回グレマスターズ優勝の江藤義紀氏の祝勝会が盛大に開催され、県内外から120名を超える関係者が集まり、江藤さんのV2 を祝福した。実は、同会には、がま磯G 杯優勝の江藤憲幸氏、シマノジャパンカップ優勝の田中修司氏、釣研FG・WFG 優勝の木村真也氏と名だたるトーナメント大会の覇者が集った異例の祝勝会となり、江藤さんの交友関係の広さ、そして全てが九州人と、改めて九州勢の強さを感じた会となった。

いろいろな魚釣りを扱う本誌の見解であるが、あらゆる釣りの中でも磯釣り(グレ釣り)は、極めれば極めるほど難しい釣り。潮の流れや全ての魚の動き、仕掛けの状態などを把握していないと、なかなかトーナメントで勝ち上がることができないジャンルである。同じ九州人として嬉しく思うとともに、身近でハイレベルな釣りを感じることができる特別な環境に感謝。また、このような会を開いて頂いたスタッフの皆さんにもこの場を借りてお礼したい。

磯釣りが奥が深い。それこそ初心者でも簡単に釣れるクロ(グレ)であるが、トーナメントに勝ち上がるとなると話は別。50m上空を飛ぶ飛行機から半径1m的へ、ハリと糸がついたツケエを届けるようなもの。途中強風が吹いたり鳥がツケエを啄んだりするのを避けてだ。もしかするとオリンピック級の難しい競技かもしれない。改めて江藤さんにお祝いを贈るとともに、大会に参加した皆さんに感謝。そして次の覇者も九州からと願った1日であった。

  • 2018年08月24日(金)10時24分

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