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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

サンマ凶漁と秋

秋といえば、釣り人にとってはワクワクが止まらない季節。秋に回遊してくるメッキアジ、秋ハゼや、秋チヌ。船釣りではタチウオも開幕し、いよいよどの釣りに出かけるか悩ましいシーズンである。ところが、沖のサンマが不漁を通り越し、凶漁とのこと…。年々秋の様子が様変わりしていることを感じる。

サンマ漁が最盛期を迎える中、昨年もひどかったが、その昨年を下回る水揚げに、「昨年の比ではない。ここ数年ひどくなる一方で、これから先どうなるか」と頭を抱える漁師が続出する状況。凶漁の背景には、海水がサンマの好まない高水温である事、シケが少ないため餌の形成が弱い事などが挙げられ、乱獲や奪い合いが拍車をかけているとの見方もあるそうだ。

これはサンマだけの話ではない。年々高水温に悩まされることが増え、その影響が秋の釣りに響く。高水温が続いたかと思えば、一気に水温が下がってしまうため、秋がドンドン短くなる。秋が短くなるので、思ったような釣果が上がらないといった負の連鎖が酷くなる。ひどい話だ。

とはいっても、やはり秋になると各魚種が活発になることは間違いない。アウトドアを楽しむにはもってこいの季節だけに、ぜひ魚釣りを楽しんで頂きたい。家族で魚を釣って食べるといった一日は、忘れられない1日なるはずだ。特に今年のようにコロナ禍では、より一層家族の絆が深まるはずだから…。

  • 2020年09月25日(金)09時11分 New!

台風の警告?

近年、梅雨時期の大雨や台風の大型化など様々な災害が多発している。特に雨に関しては年々激しさを増していると思われる。台風一過となった10号に京都大防災研究所の竹見哲也准教授(気象学)は「過去最強クラスであることは間違いない。日本近海が熱帯並みの海水温になっていることで、台風が猛烈な勢力に発達」と話す。問題は海水温の上昇にある。

最新の研究によると、温度の上昇は以前思われていたよりも速く進んでいることが明らかになっている。温度の上昇の原因は温室効果ガスだ。海は温室効果ガスによってこもった熱の90%以上を吸収しているとされる。海水は空気に比べて約1000倍の熱を、温度を大きく変えずに蓄えることができるそうだ。

さらに恐ろしいのは、海水温の上昇が海洋大循環に影響を与えることだ。海洋大循環により、地球の気候は穏やかに保たれているが、温暖化の影響でこの海流が弱まりつつあることも確認されている。もしも海洋大循環が著しく停滞すれば、地球は一気に寒冷化すると言われる。台風の大型化、多発化は、地球からの警告なのか…。日々世界で起こる異常気象のニュースは、否が応でも我々の胸に突き刺さる。何より身近な魚が釣れなくなってしまうのは、本当に寂しいし、考えさせられる。

今年もまだ台風シーズンは続きそうだ。くれぐれもご用心を…。そしてその意味を考えたい。

  • 2020年09月11日(金)09時11分

知っている? 暑さ対策グッズ

どうも釣りとなると、釣具ばかりにお金を使う方が多いように感じるのは私だけか…。釣具にお金をかけるのはもちろん大切だが、こうも暑いと釣り人自身がバテて、正常な思考回路にならないケースも多い。そうなる前に釣りで便利な暑さ対策グッズご紹介。

まずは、首にぶらさげるタイプのクーラー。その名も「ネッククーラー」。USBで充電でき、首周りで風を起こしてくれる扇風機だ。これがあれば頭を冷やしてくれ、冷静な思考を取り戻せそう。ただし、強風にすると多少音がうるさいかも…。

お次は「水冷服」。ベストの中にペットボトルの水を循環させる優れもの。バイクを運転する時や、工事関係者の中で絶大な指示をされている着るエアコンだ。連続8時間も稼働するので、もちろん釣行時間をサポートしてくれる。

最後は、汗を利用して全体の温度を瞬時に下げ、持続的なクーリングを実現する最先端冷却機能「アームクーラー」。手首から腕全体をカバーしてくれ、常にひんやりとした肌触りで、腕全体を冷やしてくれる。

このような熱中症対策をするだけで、溶けてしまいそうな暑さでも十分快適に釣りを楽しむことができるわけだ。魚に与える餌代や釣具代を、自分自身に向けることで、もっと釣りが楽しくなるはず。便利なグッズを知っているのと知らないのでは雲泥の差が出るはず。横で涼しそうに釣りをしている方は、もしかして知っているかも…。

  • 2020年09月04日(金)10時11分

釣りのスイッチ

今年の夏は特別な夏、それでもお盆は釣りを楽しむ風景を多く見かけた。最初は子どもたちに竿を持たせていたおじいちゃんも、そのうち子どもたちそっちのけで釣りを楽しむ風景に、「分かる分かる」と思わず頷く。釣りのスイッチが入った瞬間だ!
以前、ベテラン釣り師がこうつぶやいた。「毎週欠かさず釣りに出かける自分に呆れるが、それでも釣りにでかけてします。これは狩猟本能なのか? それとも社会逃避なのか?」。それぞれに理由はあるだろうが、概ね「あのブルブルというアタリをもう一度味わいたい」といった言葉に落ち着くようだ。もはや釣りは常習性が高いレジャーといっても過言でないかも知れない。
釣りバカや釣中毒といった言葉が表すように、レジャーの中でも熱狂度が高いと思われる釣り。「脳内麻薬」(中野信子・著)の中で、不確実な事象に対して激しいドーパミンの反応が確認されたとある。釣りという自然相手のレジャーは不確実性が高く、それ故に釣れた時の興奮が半端ない! といったところか…。
普段は口数が少ないおじいちゃんが、「ほ~ら釣れたぞ!」と得意げな顔で釣れた魚を見せる姿。それが本当のおじいちゃんの姿。顔を合わすだけでなく、一緒に釣りを楽しむことでもっとその人を知ることができる。それが釣りのいいところだと感じる。まさに、これこそ特別な夏だと感じるが、如何だろうか?

  • 2020年08月28日(金)09時24分

ハエ釣りと環境問題

十数年前は、近所の川に立ち込んでハエ(オイカワ)釣りを楽しむ方が居た。サビキのように擬餌針を数本付けた仕掛けをシュッと投げながら、川の流れに任せて流すと、ギラッと川面が輝く! それを合図に手首をクルッと回して軽くアワセると、4 ~ 5cmほどのハエが上がってくるのだ。ところが近年、あまり見かけることがなくなった。

いろいろな原因があると思うが、ひとえに環境の変化と言えるのではないだろうか? 河川工事による住処の減少、河川への界面活性剤の流入、それから水温の高温化…。どれをとってもハエには難しい環境。また、全国的にもハエを養殖する養魚場はなく、漁協での放流は行われない。これではどんどんハエが少なくなるばかりだ。

このような環境問題は全国的にも同じで、個人的にはできるだけハエが居る川の環境を残してほしいと願うが、逆にそのような環境は、大雨による河川の氾濫を招く可能性もある。そのバランスをどのように保つかが本当に難しい…。

数十年前に熊本県に川辺川ダムの建設に関する問題が上がった。地元住民の中でも反対派と賛成派が真っ二つに別れ、さんざん議論されたが、結果反対派の意見が通りダム建設は中止された。しかし、その結果今年の球磨川の氾濫を引き起こした。この時、釣り人は反対派が多かったと予測している。川辺川の魚にとってダムは死活問題だからだ…。再び議論されているダム建設。自然と人間にとっていい環境とは…。ハエのことを考えると、問題は大きくなる。

  • 2020年08月07日(金)10時57分

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