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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

記事一覧

釣りは色褪せない

愛読者の皆様、本当に長い間ご愛読いただきありがとうございました。本誌の発行はこれが最後となります。これも一重に私の力不足で、皆さんに残念な思いをさせてしまうこと、心からお詫び申し上げます。

本誌の発行はこれで最後となりますが、もちろん魚釣りが終わってしまうわけではありません。これからも魚釣りは楽しく、日本の文化として続いていくことを確信しています。ただ、気がかりなこともあります。環境問題と、釣り場となってしまう地元住民とのトラブルです。魚釣りにとってこの2 つの問題は永遠の課題であり、今後釣り業界を含め、皆様一人ひとりの課題となってくるはずです。

以前からも書かせてもらっていますが、魚釣りは生き物の命を奪って楽しみとする罪深いレジャーです。ですが、命のヤリトリをすることで、より自然を深く知ることもできます。その知識を環境問題や地元住民との共存の道を探る事にも使っていただけることを切に願っています。

38年発行してきた中で、自然の後退を目の当たりにしてきました。確実に自然は後退しています。そして、そのしっぺ返しが我々の生活も脅かしはじめました。だからより今まで以上に、魚を大切に、そして数釣りを楽しむのではなく、釣りを楽しんでいただければと願っています。

魚との出会いは、人生の中でひときわ輝きを放つ瞬間へと変わります。いつまでも色褪せない瞬間に変わります。本誌もその一つに加えていただければ幸いです。

  • 2021年02月26日(金)09時11分

なぜ釣りに出かける?

「釣りに行ってくる」とでかける際に言う言葉。ボーズ続きだから今度こそはと意気込んだり、前回釣れたので再チャレンジとか…。理由はなんでもいいのだ。とにかく釣りに出かけたい!

この気持ちはどこから来るのか? 実はこの問いに20年以上自問自答しているが、まだ答えは見つかっていない。おそらく死ぬまで見つからないかも知れない。その答えは、年代とともに変わってくる。答えは変われど、やはり釣りに出かけてしまう。やはり病気だ、こればかりは…。

釣りにでかけることで得られるメリットは、①頭の中のモヤモヤがリセットされる。②自然の息吹を感じる。③釣れた時のなんとも言えない高揚感。④生きている喜び。ある人はそれを狩猟本能と呼び、ある人は釣りは人生そのものだからと言う。その答えは海の中にあるかも知れない。

数年前、ヤマメを釣ってリリースした川。その川には今でも私がリリースしたヤマメの子孫が泳いでいると想像する。幾度となく繰り替えされる世代交代のサイクルに、ちょっとした私の足跡が残っている感覚。私の中で、川はいつまでもとうとうと流れ続ける。フッとした瞬間にそれが蘇り、とてつもない充実感に包まれる。釣りとは罪な趣味。生き物の命を頂くことを目的としているが、命のヤリトリをしているからこそ分かることも多い。それが釣り。

見えない世界を想像し、会話することで繋がる世界。頭の中で繰り返す魚とのヤリトリ。永遠に続くサイクル。

  • 2021年02月19日(金)09時11分

律儀なクロと天の邪鬼なチヌ

昔から上物釣りの代表格といえば、クロとチヌである。どちらも釣り人を魅了してやまない対象魚であるが、同じような釣り方ではやはり釣れない。クロは潮筋をしっかり見極めないと釣れないし、チヌはマキエとツケエをズラした時に釣れたりする。つまり魚の性格によって釣り分けないと、なかなか釣れないのだ。

これはなにもクロとチヌだけの話ではない。例えばキス。海底は砂地を好み、表層で釣れることはほぼないに等しい。だから投げ釣りやブッ込み仕掛けではないと釣れない。このように、対象魚に合わせて仕掛けや狙い方を変えないと釣れないわけだ。でも、これがチヌとクロになると、なかなかできない。頭の中では分かっていても、マキエの打ち方や仕掛けの流し方を変えている方は少ないのでは? この両者を明確に分けて釣り分けることができれば、かなりの腕前である。それほどクロとチヌの釣り分けは難しい。

釣り場や地形から、今日はチヌ狙いと決め込むも、中型グロに翻弄されることも多い。マキエにツケエが同調し過ぎると、クロばかりが釣れる。両種は似て非なる魚。だからクロ釣り師がチヌ釣りに没頭すると、自分の釣り(タイミング)が崩れてしまうこともシバシバ。どちらを取るかは貴方次第…。

個人的にはクロ釣りに向いている人、チヌ釣りに向いている人がいると思っている。それも釣り人の性格次第。釣りはその人を表すとはよく言ったものだ。

  • 2021年02月12日(金)09時11分

祝2000号に感謝

昭和58年に発刊した本誌が、とうとう2000号を迎えた。これも一重に愛読者の皆さん、それから本誌に情報を提供してくれる釣り人の皆さん、関係者の皆さんがあってのもの。本当に感謝に感謝。感謝しすぎても足りないほどだ。

先代からは、「発刊当初は『やめた方がいい』、『財産を食いつぶすよ』と言われ、誰一人賛成してくれる人がいなかった」と聞いているが、それがここまで続けることができた。逆にやってみなければ分からないこともあると痛感している。これから新しいことにチャレンジする方には、ぜひ勇気を持ってチャレンジして頂きたい。

毎週発行する中で、数々のピンチがあった。天候不順は当たり前、時には病気で原稿が書けないといったケースもあり、それでも紙面を埋め続けて来られたのは皆さんのちからがあってこそ。どうにかするし、どうにかなるものだ。

長い先を見ていてはとうてい2000号にはたどり着けない。毎日毎週がそれこそ必死なのだ。

前置きが長くなってしまったが、魚釣りも全く同じだと感じている。毎度釣れず、何度も竿を折りたくなる気持ちを抑え、それでも週末になるとまた釣りに出かける。家族からは呆れられ、それでも続けているとパッと目の前が明るくなる瞬間が来る。そこからは怒涛の釣果ラッシュとなるわけだが、やはりそれには思考と練習の時間が必要だ。

継続は力なり。これは全ての物事に通じる言葉だと感じる。その先にあるものはお金では買えないものだ。

  • 2021年02月05日(金)09時11分

潮の色でわかる

潮に色があるわけない! と釣りをするまでは思っていたが、実にいろいろな潮の色があることを釣り人なら誰でも知っている。よく聞く赤潮、それから青潮。黒潮なども釣りには欠かせない潮である。では、よく釣れる潮の色は?

これは人によって解釈が変わるかも知れないが、個人的には紺色の深い青、とはいっても透明度が高いわけではない、黒潮と通常の潮色の間、これが私にとって釣れる潮の色だ。皆さんの中でどんな色が釣れる潮?

「ナッパ潮で、全く釣りにならない!」といった会話が出て来る時がある。菜っ葉のように緑色の潮色の時、雨の後などにそのような潮色になる時がある。結局のところ、海の様子はつまり潮の様子となり、それが釣果に直結する。うまくいくも行かないも潮次第。だから、釣れない時は潮が悪いのだ!(と自分に言い聞かせる…)

広大な海を見渡すと、ちょっとした潮の変化を見つけることができる。一様に同じような海域ばかりではない。その変化を見逃さず狙うことができれば、釣れる確率は自ずとアップする。釣れない時は竿を休め、自然をじっくり見てみるのも手だ。実にいろいろな潮の色があることに気づくはずだ。

今日は何色? 竿を出す前に海を眺める。その海の底に大魚が泳いでいると創造できれば、その日の釣りはうまくいきそうだ。潮の機嫌を確認しながら、今日も竿出を振る。地球と会話する時間が淡々と流れる。

  • 2021年01月29日(金)09時11分

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