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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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魚はどこへ行った?

今年のアユは天候に泣かされっぱなしであった。振り返ると解禁日からは渇水に苦しめられ、解禁したと同時に長雨となり、梅雨明けとともに猛烈な夏日。最近の天気は、メリハリがはっきりとしているため、我々釣り人だけでなく、魚たちにとっても過酷な環境になっているのでは?と心配してしまう。

そこで、タイトルの「魚はどこへ行った?」との疑問が湧き起こる。これは友釣り師からの素朴な疑問であったが、やはりいるところには居るものだ。本流は環境の変化が激しい(水量の増減が大きい)ためか、今年は支流でアユの影を見かけることが多いそうだ。思えば、主流の川の方が昔からの石も残り、水量の増減も激しくない。そのような状況から今のところ本流よりは支流狙いで釣果が上がっているそうだ。

人間の心配をよそに、魚は自分が生存できそうな場所を求めて移動している。これは海水魚に関しても同じようなことが言える。これが今までとは異なる魚が釣れる原因である。天候が不安定になってきたこの頃、これを念頭に入れて釣るポイントを考えないと、改めて感じる。

このように魚がどこへ行った? と考えることが全ての出発点なのかも知れない。海流、ベイトの様子、他の魚の釣れ具合。全てを見ていると自ずと見えてくるものがあるはず…。毎年目まぐるしく変化している釣り環境であるだけに、ますます魚と人間の知恵比べは高度化するかも?

  • 2019年08月09日(金)08時44分

水辺の環境変化

先日、大分川流域の環境をよくするための会議に参加させて頂いた。会議には、行政の担当者を始め、周辺のボランティア団体が参加していた。実は、今河川の環境悪化で、いろいろな問題が生じている。ゴミの不法投棄や害虫の増加、景観の悪化など周辺住民には悩みの種なのである。もちろん、我々釣り人にとっても川への寄り付きが悪くなるだけでなく、引いては貧果へと繋がり兼ねない問題。

「河川の葦がものすごく、とても近づけない!」、「ボランティアで草刈りをするにも限界がある」、「外来の水草が繁殖して田んぼに水が引けない」など、河川環境の悪化への意見は多数。なかなか抜本的に解決することが難しい問題ばかりだ。

「子供の頃は暇さえあれば川へ遊びに行ったが、今では危ないので『川へは行ってはダメ』と言ってしまう。なぜこんなことになったのでしょう?」と参加者から素朴な疑問が上がっていた。地球環境の変化、生態系の変化、人間の生活様式の変化など、いろいろな要因が複合的に重なって、このような状態を作り出している河川。

釣り人としても他人毎ではなく、もっとよりよい環境が出来ないものかと思案している。河川がよくなれば海も良くなり、引いては魚が釣れることは間違いなさそうだからだ。この問題に加え高齢化なども重なり、山積する問題に溺れてしまいかねない現状が垣間見える。民間と行政が手を取り合って、問題を解決するしかないが…。

  • 2019年08月02日(金)09時31分

サンマの漁獲枠

日本や中国、台湾など8 カ国・地域がサンマの資源管理を話し合う「北太平洋漁業委員会」で初めて国際的な数量制限が実現したニュースが流れた。兼ねてより言われていたサンマの不漁は、公海と排他的経済水域での外国船の漁獲量が増えていることや、環境の変化などが原因と言われていた。この国際的な漁獲制限は、クロマグロに続き今後も増えてくると予測される。

現在地球上の人口は70億人以上と言われ、限りある資源をどのように活用するかが問われている。このクロマグロ、サンマに限らず、海の生物は自然サイクルの中で見事なまでの生態系を作り、その一旦として我々釣り人がレジャーを楽しめるのだ。釣り人によっては不要な魚でも、大きな生態系の中では必要な存在。ぜひとも食べない魚であればリリースを心がけて頂きたい。

大分県の海だけを見てみても、カレイ類やタチウオ、アジ類などの漁獲高は少なくなっている。特にカレイは年々減少傾向が強くなり、ザブトン級のカレイは幻と言っても過言でないほど。そのかわり南方系の魚が増え、10kg オーバーのカンパチなどが釣れ始めたように、確実に海は変化している。釣れた魚が釣れなくなり、釣れなかった魚が釣れる時代に、釣り人もどんどん進化しなければいけないのかも知れない。

ベテラン曰く「釣りは罪深い趣味」。これを肝に銘じて置きたいと思うこの頃。釣れる楽しみを味わいながら…。

  • 2019年07月26日(金)10時31分

海からの情報量

もはや定番とも言われるアジング。一昔前には「アジをルアーで狙うよりエサ釣りの方が効率的だ!」との声があり、一部のルアーマンの釣りといったイメージであったが、今では初心者からベテランまで楽しむジャンルに成長した。

その根底にあるのは、「釣る目的から楽しむ目的」に移行した心情にあると思っている。もちろん、金銭的な面や手軽さなどもウケている理由であるが、効率や釣果の量を求めるのであれば断然エサ釣りの方が勝る。ルアーフィッシングにあるアクティブさや手軽さ、そして何より釣る楽しさなどが時代にあっているのではないだろうか?

戦後の食料不足も遠に過ぎ、お金を出せばある程度の物は手に入る時代。でも、そこに付加価値が求められるからこそ、自分で釣った魚を食べたいといった欲求も増えているように感じる。そして何よりオシャレ。釣って良し、食べて良し、イメージ良しとくれば、アジングを楽しみたい人が増えて当然と言えそうだ。

一方で、ルアー釣りとエサ釣りでは決定的に海から得られる情報量が異なる。潮の流れの強さ、他の魚の様子、刻々と変わる状況(ヒットする層など)。これらはルアー釣りよりも圧倒的にエサ釣りの方が、得られる情報量が多いので、やはり人より上手になるためにエサ釣りも覚えていると損はない。海は広く、大きな流れの影響で釣れる釣れないが左右される。だから面白くて止められない。

  • 2019年07月19日(金)10時05分

競技志向と大物志向

磯釣りにおいてトーナメントが開催されるようになってから、時折議論の的になっていることがある。競技志向の方と、大物志向の方ではどちらが本当に上手なのだろうか? 決められた時間(1 ~ 2時間)の中で、ルールの規定で勝敗を決める釣りは、自ずとそのルールに合わせて釣り方を変えていく。先掛けがあるか否か、キーパーのサイズはどのくらいかによって、戦法が変わるのだ。

一方、大物志向の方は、1日の釣りを通してその釣り場で釣れるであろう最大の魚を狙って釣りを組み立てる。マキエを打つ場所、仕掛けの流し方、釣り座などを決めて狙っている。

これに正解はないので、個人の好き嫌いで評価が割れるところである。個人的によりロマンを感じるのは、後者の大物志向である。釣り場によって釣れる最大のサイズは自ずと決まってしまう。そのギリギリのサイズをどうやって釣るか? 前提として数を釣ることで勝負している競技志向の釣り方とは、一線を概する狙い方。「一つの釣り場に米を一俵食べるくらいの期間通いつめなさい」と昔はベテランから言われたもの。つまり、それくらい通って始めてその釣り場のポテンシャルが分かり、それが分かってから大物釣りがスタートするといった意味でもある。

いろいろな釣り場がある中で、目移りしてしまうだろうが、同じ釣り場に通いつめて見えてくるものもあるはず。そこにも釣りのロマンが溢れている。

  • 2019年07月12日(金)09時57分

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