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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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師走の釣行計画

年間を通していろいろな魚を追いかけている目からすると、20年以上前の師走の釣りといえば、蒲江沖のマダイやブリを狙う人が多かったように感じる。それが徐々に大分沖のアジ・サバ釣りへと移行し、近年ではモイカ釣りといった流れに変わりつつあるように感じる。

それこそ20年以上前に大分市内から蒲江へ車で向かうには最低でも2時間以上が必要だった。それが高速道路のおかげで、随分と短縮された。それとともにこぞって蒲江で釣行することも増え、またたく間に予約でいっぱいになる状況が続いたものだ。

時代は流れ、いろいろな釣りが行われるが、それでも年末年始にはやはり釣りに出かけて、食卓に華を添えたい。この思いは変わらない。いつまでも…。

今年の夏より続いた海水温の高温傾向が、徐々に薄れ始めている。ちょうどこの号が発売される頃には、地域によっては19度台となり、非常にいい状態になってきた。これから徐々に水温が下がるが、それでも昨年よりも好条件で年末年始を迎えることができそうだ。

12月1日の時点で、旧暦では11月6日。こちらの方が釣りを通しての肌感覚は合致する。例年よりも大幅に遅れているが、それでも自然は移ろい流れる。もともと海の生物は水温と潮によって左右されやすい。さあー、2019年最後の釣行はどこにしようか思案する。潮を見ながら想像する姿は他人が見ると危ない人かも知れないが…。

  • 2019年12月06日(金)10時32分 New!

それぞれの釣り

一口に魚釣りといってもいろいろなジャンルがある。代表的な船釣りや磯釣りはもちろん、近年ではさらに細分化され、釣り方によってジャンルが分かれていると言っても過言でない。取材を通して出会う方々はそれぞれのジャンルでいろいろな事を知っている方ばかりなのだが、逆に他の釣り方になるとあまり知らない方が多い。個人的につくづくもったいないと思うこの頃。

とあるベテランはこう云う。「若い者はルアー釣りばかり。こちらが底物釣りを楽しんでいる時に横からルアーを投げてくるから鬱陶しい」。またルアーマンたちは「昔話が多くてメンドイ」。云うことは分からないでもないが、それ以上に共に知らない情報を持っているはず。深呼吸し、笑顔で話しかけてみてはいかがだろう。思わぬ話が飛び込んで来るはずだ。

「底物釣りをしていても、時折ナブラが湧くとルアーを振る時もある」とベテラン。皆さん他の釣りも興味があるのだが、その機会がないからそのジャンルを楽しんでいない方ばかり。同じフィールドで楽しむ者同士、気軽に声を掛け合うと、もっと面白い世界が広がると思う。

かの名作家・ヘミングウェイは「釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」と言ったとか…。私なら「釣れない時は、魚が他の釣り人と交流する時間を与えてくれたと思えばいい」と言いたい。釣りを通した交流も魚釣りの楽しみに一つだから…。

  • 2019年11月29日(金)10時24分

磯釣り本番間近

朝晩の冷え込みが厳しくなってくると、いよいよ磯釣りが本番を迎える。このシーズンになると、夜中の1~2時の釣具店は多いに賑わいを見せる。磯に出かける釣り人が釣具店でエサを混ぜたり、道具を仕入れたりするからだ。

初めてその光景を見た時は本当にビックリした!真っ暗な午前2時に釣具店の周囲だけ活気に溢れていたからだ。コンビニが24時間営業をしていない時代にすでに24時間営業をしていた釣具店にビックリするとともに、自分が知らない世界がまだまだあることを痛感した。

それから数十年した現在もこの時期になると釣具店は活気に溢れている。利用する側からすれば、家族に変な目で見られ、眠たい目をこすりながら釣具店へ足を運ぶと、同じように変な目で見られたであろう釣り人と出会う。「あっどうも!」と挨拶を交わしながらも、「あんたも好きね」と安心してしまう。漆黒の闇のなか煌々と灯る釣具店の灯りは、心のオアシスであるとともに、これから向かう釣りへの闘志をみなぎらせてくれる。

だからこそ、釣具店のスタッフには優しくなりたい。仕事とは言え、やはり深夜の営業は大変である。時には温かい布団で眠っていたいと思うはず。そんなスタッフがいてくれるから、我々も安心して釣りを楽しむことができる。言ってみれば、釣り業界全てがワンチームなのだ(流行語にあやかり過ぎか…)。今日も夜間営業してくれる釣具店に感謝。そして、本番間近の磯釣りを楽しみたい!

  • 2019年11月22日(金)09時48分

気温と海水温

ベテラン釣師とお話していると、「気温と海水温は約1ヶ月のズレがある」と聞く。実は、本誌の経験上も同じような認識であった。そのことを確かめるべく、海上保安庁海洋情報部海洋情報課が開示している海水温のデータと、気象庁の気温データを比べてみた。比べたのは2017年の上浦の海水温である。

結論からいうと、およそ1ヶ月遅れというのが証明されたことになる。厳密にいうと、春や秋は1ヶ月遅れ、夏場や冬場ははほぼ連動しているといった状態だ。水温の上下にはやはり時間がかかる。そのタイムラグが約1ヶ月ある。頭に入れておくと次の釣行の役に立つはず…。ちなみに2017年の11月10~14日の上浦周辺の海水温は19~20度。それから比べると、今年はやはり海水温が高めで推移している。

人間や動物とは異なり、魚は鱗を身にまとっているため、毛を厚くしたり、衣服を着て寒さを凌ぐことはできない。その代わり、エサをたくさん食べて体に脂肪をつけ、寒さや飢えに備える。また、できるだけ快適な水温帯に移動して寒さを凌ぐ。越冬は、そのような魚にとって生死に関わる事柄なのだ。だから、水温が適水温になると、スイッチが入ったように荒食いが始まる。馬肥ゆる秋である。

水温が20度をきると一気に活発になるが、その期間は思ったよりも短い。一時の狂乱、さながら山の紅葉のようなもの。タイミングを逃さず楽しみたいところだ。

  • 2019年11月15日(金)10時10分

紅葉と産卵と命の連鎖

早くも11月、今年も2ヶ月を残すのみとなった。私の知人の釣り人は、メインをアユ釣りとしているため、友釣りシーズンを終えるとともに今度は山登りへと移行する。山登りといっても、そこは釣り人。沢を見つけるとそこへ降りて渓流のチェックも兼ねているという。そんな彼から「そろそろ紅葉が始まったので、ヤマメの産卵が見られるかも知れない。撮影できたら画像を送るよ」と嬉しいコメントが入った。もうそんなシーズンである。

環境の変化にともない、いろいろな魚の動きにズレが生じているのはご承知の通り。紅葉しかり、魚の産卵しかり、自然の機微を感じそれに順応する姿に逞しさを覚えるとともに、儚さも感じる。特に川に住む魚たちは、閉鎖された空間に住むだけに、大雨や日照りなど海よりも過酷な変化の中、命をつないでいる。紅葉と同じように自らの体を婚姻色に染め、最後の力を振り絞って産卵する姿は感動すら覚える。命の連鎖、次の世代へのバトンタッチ。

海の方に目を移すと、これから迎える冬に備えて、体力を蓄える荒食いのシーズンを迎えている。圧倒的な遊泳力で小魚を狙うブリ。その猛撃を数とすばしっこい泳ぎで避わす小魚。孵化してからここまで生き延びてきた魚だから知恵もあり動きも素早い。そんな死闘が日々繰り返される海も、秋真っ盛りなのだ。私にとって秋とは、命から命へのバトンタッチが間近に見れるシーズン。釣りを通してそれら自然を感じることで、私の秋も深まる…。

  • 2019年11月08日(金)10時30分

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