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コラム 釣り雑学

週刊つり太郎に掲載された過去コラム

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コロナ自粛に思う

新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)の影響が甚大な被害を及ぼし始めた。医療の問題や経済の問題など多岐にわたって一挙に押し寄せる波に、世界中が混乱している。そのような状況の中、YouTuberとして人気の「釣りよかでしょう。」が活動休止を発表。それを皮切りに、釣り動画アップや撮影などの活動自粛の動きが見られ始めた。

「釣りよかでしょう。」の動画によると、「他の人へ感染させる可能性」から、当面1ヶ月の自粛との発表である。これにはネット住民からの賛同の声が上がっている。もちろん本誌も多いに賛同なのであるが、その反面行き過ぎた自粛は避けて頂きたいと願っている。

現在、いろいろなイベントや活動が自粛されている中、アウトドアで楽しむ釣りは憂鬱な気分を開放してくれるレジャーとして再注目されている。特にお子さんがいる家庭では休日の過ごし方として大いに出かけて欲しい。そんな釣りまで自粛してしまうと、本当に気分が滅入ってしまうはず。「釣りよかでしょう。」のメンバーの場合は、その影響力の大きさ、いろいろな人との関わりから自粛を発表したのであり、一般の方々はこれに当てはまるとは思えない。当然釣りに出かけた時には、「うつらない、うつさない」を徹底すれば、むしろ推奨されるレジャーと言える。

私が言いたいのは、個人の危機意識をしっかりと持って頂き、それに伴う行動をお願いしたいということ。「3密」を念頭に置きながら大いに釣りを楽しんで頂きたい。

  • 2020年04月10日(金)14時07分 New!

釣り文化

江戸時代、武士の間で釣りがブームとなった。これにはいろいろな要因があると言われているが、①平和な時代となり時間を持て余した武士が多かった。②仏教思想の影響力が衰えて殺生への抵抗感が薄れた。③中国に生息するテグスサンという蛾の幼虫からテグスの原料が輸入されるようになり、釣り糸として利用され始めた(テグスという呼び名もここから来ている)。などが挙げられる。

何より自然豊かな環境が目の前にあれば、それこそ釣りに出かけようという人が増えてもおかしくない。

ところが、一旦は「生類憐みの令」で釣りの暗黒期を迎えたが、徐々に庶民層に釣りが広がり、より多くの人が釣りを楽しむようになったそうだ。

1770年(明和7)に出版された木版刷の最初の釣りの書物『漁人道しるべ』や1788年(天明8)の『闇のあかり』など、釣りのガイド本とも呼べる本が出版されるようになり、いよいよ釣り文化が開花する。この当時、女性も釣りに興じる姿が浮世絵などに書かれている。

面白いのは、この時代の釣具は今と同様に世界最高水準だったと言われていること。なぜなら、平和な時代になり、弓や槍を作らなくなったため、そのままその加工技術を釣り竿に転用したから…。日本人の技術はこの頃から脈々を継承されていると思うと、今手にするロッドもますます愛着が湧く。たかが釣り、されど釣り。現代に受け継がれた釣り文化は、今後も受け継がれ発展する。

  • 2020年04月03日(金)14時24分

魚釣りとロッドと景気

昔から「釣りは景気に左右されない」と言われる。ご存知のように新型コロナウイルスの関係から、魚釣りに出かける人が徐々に増えているのだ。ただ、この時期は水温が一番低く、釣り物が少ないシーズン。せっかく釣りに出かけてくれたのに釣れないでは申し訳ない。ぜひお近くの釣具店さんなどに相談しながら、できるだけ釣れる釣り物を狙って頂きたい。

「景気」とは、売買・取引などに表れた経済活動の情況。そのため、市場の心理が大きく左右する。皆さんが買い控えれば当然景気は悪くなる。逆にジャンジャン消費すれば景気がよくなる。問題はお金が有限だということ。その点、魚釣りは、一旦道具を揃えてしまえば、本当にエサ代だけで楽しめる安価なレジャー。近年はそういった需要を取り込むべく、1本あれば、そこそこいろいろな釣りに対応できるロッドも販売され始めた。

釣具の商品構成も時代とともに様変わりする。マクロ(万能竿)からミクロ(専用竿)が交互にやってくる。今はさながらその端境期。ミクロからマクロへ移行し始めた感じがしている。そして、それは初心者には優しい世界。ロッド1本でいろいろな釣りが楽しめるはずだ。そして、もっとどっぷり始めたい時に、専用ロッドを用意すればOK。とにかく釣りに出かけよう! 釣ってみないと分からない楽しさがそこにはある。釣りを知らないのは、やはり人生の中でもったいないと思うのは私だけか…。

  • 2020年03月27日(金)13時45分

釣りの楽しさ再確認

今週も新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)の話題で申し訳ない。いろいろなイベントが延期または中止される中、子どもたちは早めに始まった春休みを持て余し気味。「そうだ!釣りに行こう!」といった家族連れが急激に増えているといったニュース。

北九州のとある釣具店では、「連日初心者の家族連れで大賑わい。防波堤も今まで釣りにでかけた事がないような方たちで一杯の日もあります」と嬉しいニュース。もちろん地元大分でも、15日は好天に恵まれ主要な釣り場には家族連れの姿も多かったようだ。新型コロナウイルスの影響で屋内よりは屋外へでかけたい気持ちもうなずける。そして釣りに出かけるのも非常にオススメだ。なによりふさぎ込んだ気持ちを開放的にしてくれる。

遊戯施設も楽しいけど、やはり自然の中で遊ぶのが一番楽しい!そういったことを思い出させてくれたニュースである。皮肉なことに自然の遊びへの需要が急激に高まっているだけに、業界の端くれにいる者としてはやはりこれを機に釣りの楽しさを伝えたい!と前のめりになってしまった。

その一方で、やはり経済的な打撃も大きくなっているのも事実。一般庶民の私などは「とにかく早く終わって欲しい!」と願うのが関の山。釣りのイベントも自粛傾向にあるだけに、普通のことの大切さをヒシヒシと感じる次第。十分、手洗いうがいを心がけて釣りに出かけよう!

  • 2020年03月20日(金)12時35分

コロナウイルスの余波

連日、新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)のニュースで私としてちょっとうんざりしている毎日。こんな毎日だからこそ「釣りだ!」と出かけようとすると、山の神より「こんな時に出かけるなんて不謹慎!」と叱られてしまった。密室空間ではない開放的な野外での釣り。コロナウイルスの影響も少ないと思ったのだが、「出かけること自体が無理!近所の方から何を言われるか…」と一言。いろいろな考え方がある…。

とはいえ、やはり私個人的には釣りにでかけて欲しい。俗にいう濃厚接触するようなことはまずないし、なにより心身ともにリフレッシュできる。毎日自宅に籠もっていては、コロナにやられる前に精神的にやられてしまう。

とある遊漁船のブログには、「マスクないですが、マスクよりも手洗いの方が大切なようです。釣行の後は必ず手洗いをお願いします」との書き込み。ごもっとも!とはいえ、魚釣りに出て、帰宅時に手を洗わない人はまずいないだろう。手が汚れていることはもちろん、あの生臭さを取る意味でも念入りに手を洗う人ばかりのはず。さしずめ日頃以上に手洗いを…とでもしておきたい。

得体の知れない今回の新型コロナウイルスであるが、やはり経済活動も大切。そして経済活動をするためには心の洗濯である「釣り」がもっと大切。できるだけの予防に気を配りながら、休日の釣りを楽しんでみては?そろそろ春の魚が動き始めているようだから…。

  • 2020年03月13日(金)10時06分

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